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日本紙が警告…「韓国自動車産業の基盤が崩れる」

日本経済新聞が韓国自動車産業の基盤が崩壊の危険に直面していると診断した。韓国自動車業界の国内生産台数が年間400万台を割る可能性が高いと予想した。韓国自動車産業がグローバル市場で技術および価格競争力を失い、強硬な労働組合のため高賃金・低効率構造までが定着し、限界状況に追い込まれているという指摘だ。

2日の日本経済新聞によると、昨年の韓国自動車業界の生産台数は約402万台で、過去5年間で10%以上減少した。国別生産台数順位も5位から7位に落ちた。国内市場の沈滞と高コスト・低効率構造が続き、自動車企業が海外生産比率を高めた影響も大きいと分析した。年間400万台生産は自動車部品など自動車産業の生態系の基盤を維持する「マジノ線」と見なされる。

同紙は韓国自動車業界が2000年代に入って低価格でデザインが優れた車を次々と出し、一時は「日本車キラー」と呼ばれたと伝えた。しかし2010年代以降、グローバル企業との競争で劣勢になり地位が急激に落ちたと診断した。

韓国自動車業界を代表する現代・起亜自動車の国内生産台数は5年前に比べ5%以上減少した。

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現代車は高い人件費やウォン高など悪材料が重なり、昨年は593億ウォン(約53億円)の営業赤字(別途基準)を出した。こうした状況を打開するため生産の中心軸を北米とインド、東南アジアなど海外に移しているという説明だ。ルノーサムスン自動車の生産台数も減少している。受託生産中の日産SUV「ローグ」の注文が急減したからだ。仏ルノー本社と同盟関係の日産は今年初め、ローグ委託物量を年10万台から6万台へと4万台減らした。
https://japanese.joins.com/

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今年4月、韓国の自動車業界が「生産の崖」の危機に陥ったと各韓国紙が報じている。1-3月期の国内自動車生産台数が金融危機の影響を受けた2009年1-3月期以降で最低水準に落ちた。長期にわたる販売不振に高コスト低効率生産構造がかみ合わさった結果だと伝えている。 現代・起亜自動車など韓国の自動車メーカー7社は1-3月期に95万4908台の車を生産したが、(THAAD)報復に続き、昨年は韓国GMの群山工場閉鎖まで加わり2年近く苦戦してきた後遺症が本格化した。

今年に入ってからはルノーサムスン労働組合の長期ストまで続き、「マジノ線」とされてきた年間400万台生産体制が崩れるのではないかとの懸念が出ていた。現代自動車と起亜自動車は高賃金・低効率の罠により生産台数をこの数年増やせずにいる。4-6月期から生産台数がさらに減少しており、生産台数が減れば自動車メーカーの雇用余力も減少し。一部の部品メーカーは廃業に追い込まれる。年間生産台数が400万台を下回れば韓国の自動車産業生態系が崩壊する可能性があると警笛を鳴らしてきたが、現実味を帯びてきたようだ。


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[ 2019年10月04日 19:10 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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