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観光客がバスを待つ東京、90秒で全員搭乗・5分以内に出発

今月1日、東京・銀座のラオックス(LaOX)免税店。中国人団体観光客が一日3000-5000人押し寄せるショッピング・スポットだ。大型観光バスが1分に1-2台ずつ、ひっきりなしに客を降ろしていくが、どのバスも1カ所に5分以上停車していることはなかった。1時間に80台以上のバスが停車して、出発していったが、そのうち5分以上止まっていたバスはたった1台、車いすに乗った観光客を降ろしたバスだけだった。

なぜそのまま停車させておかずに、すぐにバスを移動させるのだろうか。観光バス運転手のノガミさん(53)は「会社から『絶対に5分以上、車を止めておくな。すぐに車を移動させろ』と指示された」と話す。ノガミさんは免税店前に観光客を降ろした後、日比谷公園やお台場といった車の通行が少ない地域に20-30分かけて移動し、決められた時間に観光客が全員集合したらガイドから電話をもらい、再び迎えに行く。多くのバスが順に観光客を降ろした後、ほかの場所で待機して、また順に戻ってくるという一種の「回転システム」になっているのだ。

別の運転手Aさんは「違反したら警察に徹底的に取り締まられる。10分を超えると警告もなくすぐに反則金1万2000-1万5000円、違反点数2点が付けられる」と言った。警視庁職員は「2点ずつ3回違反し、合計6点になると1カ月の免許停止、15点を超えると免許取り消しになる」と言った。反則金は、道路での駐停車違反は1万2000円、横断歩道・交差点にかかっていれば1万5000円だ。運転手が車を離れる放置駐車違反になると、反則金が道路では2万1000円、横断歩道・交差点などでは2万5000円とさらに高くなる。

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乗客数十人が90秒以内に乗り降りを完了させられるのだろうか。ロッテ免税店のイム・ヨンソプ東京事務所長は「やってみたらできた」と話す。事実、炊飯器と買い物袋を1つずつ持った中国人観光客20人が免税店前のタクシー乗り場にあらかじめ並び、自分たちのバスが来ると軍事作戦のように一糸乱れずに乗車した。中国人ガイドは中国語で「皆さん、銀座ではすぐに乗車してください」と繰り返し叫んでいた。

日本にもともと、駐停車に伴う混乱がなかったわけではない。近年、中国人観光客が急増した影響で、免税店に寄る観光バスの駐車場問題が社会問題になった。すると、日本の国土交通省は今年2月、日本バス協会(NBA)と共に免税店前の駐車場問題について「マナーアップ(manner up)キャンペーン」を展開した。バスが観光客を待つのではなく、観光客が事前に出てきてバスを待たなければならないというのが骨子だ。同協会から会員企業に「5分以上停車しないでください。ほかの所に移動・待機してから戻ってきましょう」というパンフレットを配布した。銀座・浅草・新宿など観光スポット周辺の駐車場情報も付けた。警視庁も賛同した。旅行代理店やバス会社が自主的にキャンペーンに従うよう誘導すると共に、規則に違反した場合は警察が反則金を科すというシステムが確立した。

それに伴い、観光客の行動パターンも変わった。ラオックス関係者は「以前はバスが先に来て、観光客が出てくるのを10分でも20分でもひたすら待ち続けたが、今は観光客が集まってから車が来るので、観光客の間でも『日本では交通の妨げになってはいけない』という認識が定着した」と語った。
朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/06/14/2016061401144.html

【管理人コメント】
教育がなされている企業と社会環境化の違いであるから、日本で実施できても韓国で実施できるとは限らない。
そもそも日本に来れば雰囲気がそういう環境下に対応せざる負えない状態にさせるわけで、根付いていない韓国に無理やり実施しても怒りを買うだけである…。




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[ 2016年06月15日 11:01 ] カテゴリ:日本社会 | TB(0) | CM(0)
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