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コスピ5年8カ月ぶりに最高値…外国人・実績・政局安定への期待のトリプル効果

外国人投資者たちが最近、韓国の株式を大量に買い入れ、韓国総合株価指数(コスピ)が21日、5年8ヵ月ぶりに最高値を記録した。サムスン電子など半導体業種を中心に実績の期待感が大きい上、大統領弾劾政局、米国の基準金利の引上げなど内外の不確実性が緩和されている点が肯定的に作用したものとみられる。

この日のコスピ指数は21.37(0.99%)上がった2178.38で取引を終え、2011年7月8日(2180.35)以降最高値を記録した。取引中には2180を超えもした。史上最高記録である2011年5月2日指数(2228.96)までわずか50.58を残し、史上最高値を更新するかどうかも関心を引いている。

サムスン電子が1.58%(3万3000ウォン)上がった212万8000ウォン(約21万円)で史上最高値をまた更新し、現代自動車(8.63%)やネイバー(6.48%)など、時価総額上位企業の株価が急騰した。外国人はこの日の有価証券市場で3615億ウォン(358億円)の株式を買入れ、指数を引き上げた。外国人は先月には3136億ウォン(310億円)の買い越しにとどまったが、今月に入って3兆5460億ウォン(3511億円)分の株式を買い集めている。これによって、今年に入って3カ月もたたずに外国人の買い越し規模は5兆5000億ウォン(5450億円)に上る。

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外国人たちが韓国株を大量に買い入れる理由は、今後サムスン電子など企業の業績が上がると見ている上に、新政権発足に対する期待感が作用したものと解釈される。サムスン電子の半導体部門が昨年第4四半期に史上最高実績を収めたことに続き、今年上半期も半導体市況は好調と予想される。輸出実績が最近改善されているのも肯定的な要因だ。10日、憲法裁判所の朴槿恵(パク・クネ)大統領の罷免判決が下された後、国際信用評価機関とグローバル投資銀行(IB)らの韓国市場に対する見方はかなり肯定的に変わった。早期の大統領選挙で国政の空白を最小化し、次期政府が果敢な景気のてこ入れに取り組むだろうと期待しているからだ。
http://japan.hani.co.kr/arti/economy/26860.html

【管理人 補足記事&コメント】
中央日報は、外国人が韓国株を評価する理由は大きく3つあると報じている。株価上昇の基本的な前提条件である企業の実績が改善している点を掲げている。上場企業の当期純利益は昨年初めて100兆ウォンを超え、今年は120兆ウォン超が見込まれる。特に輸出が5カ月連続で増加し、外国人が好む大型株の見通しが明るくなったとし、クレディ・スイスの関係者は「上場企業の自己資本利益率(ROE)が昨年7月の8.2%から現在は9.3%に高まった」とし「1株あたり純利益も9年ぶりの最高水準」と伝えている。

韓国総合株価指数の推移をみると2015年3月で2127とここ数年で一番高い。平均で見ればほぼ2000で1900~2100の間で上下している。その時々の投資家のニーズがあるのだろう。サムスン半導体とはいえ限界地であり、大統領選出による大統領が決まるまで、期待度が優先するのではないか…。ただし投資家は先読みであるから、韓国経済の危険は理解しているわけで、リスク回避する時期も近いと考えるが…。




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[ 2017年03月22日 09:56 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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