現代重工業、5年間に3兆5000億ウォンを研究開発に投資
1日付で4つの会社に分かれた現代(ヒョンデ)重工業が5年間にわたり技術開発に3兆5000億ウォン(約3486億円)を投資する。造船・プラント部門が厳しくなり会社は分割したが、再跳躍のためには結局技術確保以外には方法がないという判断からだ。
現代重工業など旧現代重工業4社は3日、こうした内容の「技術・品質中心の経営戦略」を発表した。昨年技術開発に投じた額は約2000億ウォンだが、その3倍を超える年間7000億ウォンずつ、5年間で総額3兆5000億ウォンを支出するという計画だ。さらに設計と研究開発人材は現在の4000人から1万人に拡大する。人事制度も年功序列の代わりに成果中心に全面改編する。
現代重工業の崔吉善(チェ・ギルソン)会長、権五甲(クォン・オガプ)副会長ら6社の代表はこの日、蔚山(ウルサン)の現代重工業本館前で記念植樹をしながら新たな出発を宣言した。権副会長は「きょうが現代重工業の第2の跳躍のための契機になることを願う。今後技術と品質をすべての経営の核心価値として各分野でグローバルトップ5入りを目標に激しく競争していくだろう」と明らかにした。
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昨年末に分社を決めた現代重工業グループは2月27日に株主総会を開き、会社を▽現代重工業(造船・海洋)▽現代エレクトリックアンドエネルギーシステム(電機・電子)▽現代建設機械(建設装備)▽現代ロボティクス(ロボット)の4法人に分社する内容の分割計画書承認案を通過させた。 この日公開された経営戦略によると、現代重工業は親環境・スマート船舶開発、海洋プラント設計能力強化、デジタル化されたスマートヤード構築などを通じて先制的に技術を確保し、高い品質で世界1位を守るという目標だ。造船業と海洋プラント市況は依然として良くないが、技術開発と品質向上に投資してこそ希望があるという判断からだ。
http://japanese.joins.com/article/657/227657.html?servcode=300§code=320
【管理人 補足記事&コメント】
昨年6月に、激しい受注不況に苦しんでいる現代重工業が、事業部門別に水平的構造の6つの独立会社に分割した。当面は業況が改善しないだろうという見方が膨らみ、切り札として残しておいた「コンティンジェンシー プラン(非常計画)」を予想より早めに先制的に打ち出し実施した。この事業再編で、現代重工業の主力事業である造船・海洋・エンジンの負債比率は144%(昨年末基準)から100%未満に下がった。従来の借入金を、分割される会社にそれぞれ割り振った。これにより主力会社の財務構造を改善した。
水平的構造の事業分割というのには意味がある。事業部門が子会社に分社されれば、分社した会社の売上や損益が現代重工業全体に影響を及ぼすことになる。水平的分割は、各会社の損益が、ほかの会社に影響を及ぼさない。現代重工業は6社に分社して今年4月から独立経営となる。株主総会で承認され、会社側の計画どおりの案件が可決された。しかし分社し負債も分割されるとはいえ、経営的には単なる分散であり、能力まで分散し、投資だけ増やしても無駄な投資となるわけで、如何に経営と戦略を実践ができる企業に改編するかがカギとなる。現状では無理だろうと思うが…。
現代重工業など旧現代重工業4社は3日、こうした内容の「技術・品質中心の経営戦略」を発表した。昨年技術開発に投じた額は約2000億ウォンだが、その3倍を超える年間7000億ウォンずつ、5年間で総額3兆5000億ウォンを支出するという計画だ。さらに設計と研究開発人材は現在の4000人から1万人に拡大する。人事制度も年功序列の代わりに成果中心に全面改編する。
現代重工業の崔吉善(チェ・ギルソン)会長、権五甲(クォン・オガプ)副会長ら6社の代表はこの日、蔚山(ウルサン)の現代重工業本館前で記念植樹をしながら新たな出発を宣言した。権副会長は「きょうが現代重工業の第2の跳躍のための契機になることを願う。今後技術と品質をすべての経営の核心価値として各分野でグローバルトップ5入りを目標に激しく競争していくだろう」と明らかにした。
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昨年末に分社を決めた現代重工業グループは2月27日に株主総会を開き、会社を▽現代重工業(造船・海洋)▽現代エレクトリックアンドエネルギーシステム(電機・電子)▽現代建設機械(建設装備)▽現代ロボティクス(ロボット)の4法人に分社する内容の分割計画書承認案を通過させた。 この日公開された経営戦略によると、現代重工業は親環境・スマート船舶開発、海洋プラント設計能力強化、デジタル化されたスマートヤード構築などを通じて先制的に技術を確保し、高い品質で世界1位を守るという目標だ。造船業と海洋プラント市況は依然として良くないが、技術開発と品質向上に投資してこそ希望があるという判断からだ。
http://japanese.joins.com/article/657/227657.html?servcode=300§code=320
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昨年6月に、激しい受注不況に苦しんでいる現代重工業が、事業部門別に水平的構造の6つの独立会社に分割した。当面は業況が改善しないだろうという見方が膨らみ、切り札として残しておいた「コンティンジェンシー プラン(非常計画)」を予想より早めに先制的に打ち出し実施した。この事業再編で、現代重工業の主力事業である造船・海洋・エンジンの負債比率は144%(昨年末基準)から100%未満に下がった。従来の借入金を、分割される会社にそれぞれ割り振った。これにより主力会社の財務構造を改善した。
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