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LG電子副会長、「超大型OLEDテレビの割合を大幅に増やす」

LG電子の趙成珍(チョ・ソンジン)副会長(写真)が、有機発光ダイオード(OLED)テレビの販売台数を昨年比2倍以上に増やすと発表した。

55インチ以上の超大型OLEDテレビの割合を増やして、プレミアム市場でのシェアを高める計画だ。

趙副会長は10日(現地時間)、米ラスベガスで開催された国際家電見本市(CES)2018で行われた記者懇談会で、「今年から65インチ、77インチなど超大型OLEDテレビの割合をレベルの違う水準に高めていきたい」と語った。

一般のテレビ市場は現在飽和状態である。家電メーカー各社は、55インチ以上の超大型テレビ、人工知能(AI)テレビをブルーオーシャンとみて攻略している。LG電子は今年初めてAIを搭載したOLEDテレビ「LGシンキュテレビ」を披露した。

趙副会長は、「LGシンキュテレビに直接質問をして使用した結果、非常に満足した」と述べた。続いて、「テレビは、コンテンツを検索して家の中のすべての家電と繋がることを超えるだろう。

自ら学習する能力を基に、ユーザーのニーズに合わせて進化していくAIテレビを作っていきたい」と明らかにした。

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スマートフォン事業にも変化があることをほのめかした。趙副会長は、「今年からスマートフォンの発売時期やモデルにこだわらない」と明らかにした。LG電子はこれまで、上半期にGシリーズ、下半期にVシリーズを披露してきた。今年はG、Vシリーズではなく、他のプレミアムモデルを披露したり、現在のプレミアムラインよりはるかに高価な「超プレミアム」スマートフォンモデルを、必要なときに出すこともありうるという説明だ。

趙副会長は、「既存のモデルがよく作られているなら、そのプラットフォームを活用して派生製品を出すプラットフォーム戦略が必要だ」と語った。LG電子が昨年7月、Gシリーズにバッテリー、メモリーなどいくつかの機能のみに変化を与えた中価格スマートフォン「Qシリーズ」を発売したのも、プラットフォーム戦略の一環であった
http://japanese.donga.com/

2016年12月1日、LG電子は早々に役員人事を発表した。LG電子の副会長兼CEO(最高経営責任者)に昇格した趙成珍(チョ・ソンジン=1956年生)だった。家電事業などを統括する社長から、LG電子のCEOに昇格し話題となった。 LG電子はこれまで、事業部門ごとに3人のトップがいる共同経営体制だったが、趙成珍氏を「1人CEO」に任命している。 産業界で驚きの声が上がったのは、趙成珍氏が、韓国の大企業ではきわめて珍しくなった「高卒CEO」という事で話題をさらった。 当時、「高卒、洗濯機匠人、LG電子総司令塔に」 12月2日付の「朝鮮日報」はこんな大きな見出しを掲げた記事を掲載している。

趙成珍氏は、1976年ソウルの龍山工業高校を卒業した。在学中に研修を受けて優秀奨学生になり、「金の卵」として当時、韓国で最大の家電メーカーだった金星社に入社する。LG電子の前身だ。最初の勤務地は釜山工場だった。1970年代後半。当時の「花形商品」は、扇風機だった。若手の技術者は、こぞって扇風機の開発、生産に関わりたがった。 そんな様子を横目で見ながら趙成珍氏が志願したのが洗濯機だった。1976年の韓国の1人当たり国民所得は825ドル。洗濯機の普及率は1%にも達していなかったという。


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[ 2018年01月13日 09:00 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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