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日本車販売半減の韓国市場、トヨタ・レクサスだけが善戦、高級車好む傾向強まる

日本製品の不買運動の影響で日本車の販売台数が半減した韓国で、トヨタの高級車「レクサス」の販売だけが善戦し、注目を集めていると韓国紙が報じた。レクサスの伸びはハイブリッド車(HV)に対する消費者の関心が高まった上、高級車を好む傾向が強まったためとみられる。

朝鮮日報によると、韓国輸入自動車協会(KAIDA)が6日に公表した今年1~3月の日本車の販売台数が前年同期比6.7%減の4083台。トヨタは1%増の1385台、ホンダは19.3%減の923台だった。日本車のシェアは前年同期の8%から5.7%に低下。不買運動初期に比べ、日本車に対する否定的な認識はかなり和らいだが、販売台数は全体的に減少が続いている。こうした中、今年1~3月のレクサス販売台数は1980台で、前年同期を41.9%上回り、唯一好調だった。3月の販売台数は860台で、前年同月(411台)の2.1倍を記録。2月(677台)を27%上回った。

不買運動以前の2019年上半期にレクサスは月1200~1500台売れていた。ドイツ製のメルセデス・ベンツ、BMWに次ぎ、輸入車で販売台数3位を記録したこともあった。不買運動以降は販売台数が400台余りにまで落ち込んだが、昨年下半期から再び増加に転じた。

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その要因として朝鮮日報は高級車志向が強まったことに加え、「韓国の消費者が高級車に期待するソフトで静かな走りをレクサスが長年追求し、故障しない頑丈なイメージも定着したと分析されている」と伝えた。レクサスの販売増はHV仕様で準大型セダンの「ES300h」が主導している。昨年は不買運動の渦中でも年間で5732台を売り上げ、輸入HV車で1位を記録した。3月には559台を売り上げ、輸入車のモデル別で4位、輸入HV車では2位となった。今年1~3月のES300hの販売台数は1289台で9位だった。レクサスの販売台数に占めるES300hの割合は65%に達する。
https://www.recordchina.co.jp/b874630-s25-c20-d0059.html

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韓国自動車産業協会(KAMA)が発表した自動車産業統計によると、2020年の国内販売台数(輸入車を除く)は、政府の需要喚起策により前年比4.7%増と好調だったが、新型コロナウイルス感染拡大などの影響により国内生産台数、輸出台数、海外生産台数はいずれも減少した。一方、エコカーは国内販売、輸出ともに好調だった。

国内生産は、新型コロナの影響による一部工場の稼働停止、海外需要の減少による生産量の調整などを受け、前年比11.2%減の350万6,774台だった。輸入車を除く国内販売台数は、個別消費税の一時的な引き下げなど政府の需要喚起策や新車の発売などの効果で、前年比4.7%増の161万1,218台となった。

2020年の月別の国内販売台数を見ると、減税前の1月と2月は、それぞれ前年同月比15.2%減、21.6%減と大きく減少した一方、個別消費税率が1.5%だった3月から6月の国内販売は前年同期比15.9%増、特に同税率が3.5%に変更される直前の6月は41.0%増と大きく伸びた。

国内メーカー別に見ると、双竜を除く全ての主要メーカーで販売台数が増加した。また、乗用車の販売は全体で6.2%増加し、特に大型車(前年比15.7%増)やSUV(スポーツ用多目的車)(15.3%増)が好調だった。


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[ 2021年04月10日 07:45 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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