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韓国ソウルと釜山の市長選、与党はなぜ惨敗したのか

韓国の首都ソウルと第2の都市・釜山の市長選の投開票が7日行われ、両市とも文在寅(ムン・ジェイン)政権与党で革新系の「共に民主党」の候補が惨敗した。これに関連し、中国のニュースサイトの中国新聞網は8日、「与党はなぜ惨敗したのか」とする記事を掲載した。

韓国・聯合ニュースによると、ソウルの市長選は保守系最大野党「国民の力」の呉世勲(オ・セフン)元ソウル市長の得票率が57.5%、共に民主党の朴映宣(パク・ヨンソン)前中小ベンチャー企業部長官が39.2%だった。呉氏は市25区すべてで朴氏を上回った。 釜山市長選も、国民の力の朴亨ジュン(パク・ヒョンジュン)候補が62.7%の票を集め、共に民主党の金栄春(キム・ヨンチュン)候補(34.4%)を圧倒した。

中国新聞網は、与党惨敗について、「民怨(人民大衆が抱いている恨み)の現れ」との見方も出ているとし、韓国外国語大学グローバル安全保障協力研究センター所長のファン・ジェホ教授の話として、「直接の導火線となったのは不動産高騰だが、その背後には、人々の間で長い間蓄積されてきた不満の集中的な爆発もある」と伝えている。
https://www.recordchina.co.jp/b827851-s0-c100-d0192.html

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韓国で7日、来年3月の大統領選の前哨戦と位置付けられる首都ソウルと第2の都市釜山の市長選挙が行われ、どちらも与党が惨敗した。文在寅大統領は雇用創出や格差是正を掲げて2017年に就任した。しかし公約とは裏腹に住宅価格は高騰し格差は拡大。政治家の性暴力疑惑、北朝鮮との関係悪化などもあり支持率はここ数カ月に過去最低に落ち込んでいた。

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文大統領は有権者の厳しい判断を真摯に受け止め、景気回復や不動産を巡る汚職問題に取り組む方針を示した。がしかし、明知大学(ソウル)のKim Hyung-joon教授(政治学)は、文政権の経済政策の失敗、汚職問題、不動産投機問題に国民が審判を下す機会である今回の選挙での敗北によって、文大統領は完全に求心力を失い、レームダック大統領になる可能性があると述べている。

今回の選挙は候補個人の政策や人物像ではなく、「文在寅政権の4年間に対する審判選挙」という性格が強い。そうした点から、選挙惨敗をきっかけに、文在寅大統領のレイムダック化は加速し、韓国の政界は来年3月に行われる次期大統領選挙に向けた本格的なレースモードに突入することになる。


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[ 2021年04月09日 10:25 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(0)
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