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韓国のＬＧディスプレーが２７日発表した１～３月期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は３８３億ウォン（約３８億７０００万円）で前年同期比９３％減少した。売上高は６％減の６兆４７１５億ウォンだった。　営業利益は韓国金融経済情報メディアの聯合インフォマックスが取りまとめた市場予想（１０２３億ウォン）を大きく下回った。

１～３月期は需要の閑散期にあたる上、川下産業で需要が伸びず、製品の出荷数が減少した。液晶ディスプレーの単価下落も響いたようだ。同社はまた、新型コロナウイルス感染が拡大した中国での都市封鎖（ロックダウン）といった海外要因により物流と部品調達に支障が生じ、生産と出荷に影響が及んだと分析した。

売上高のうちテレビ用ディスプレーが２６％、ＩＴ用ディスプレーが４８％をそれぞれ占め、モバイル用ディスプレーとその他で２６％となっている。

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ＬＧディスプレーは今後、競争力の高い有機ＥＬディスプレーとハイエンドの液晶ディスプレーを中心に事業を展開する。　有機ＥＬディスプレーの場合、高級テレビ向けを中心に大型製品の出荷量と収益性が改善すると見込んでいる。またゲーミングモニター用製品や透明ディスプレー、ポータブルディスプレーなど、新たな領域にも進出する方針だ。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/04/27/2022042780211.html



韓国のＬＧディスプレーは２７日、第１・四半期決算が９３％の減益になったと伝えた。新型コロナウイルス流行で膨らんだテレビやスマートフォン、ラップトップの需要が後退しパネル価格が急落した。営業利益は３８０億ウォン（３０００万ドル）で、前年同期の５２３０億ウォンから急減。２０２０年第２・四半期以来の低水準で、リフィニティブのアナリスト９人による予想の１８２０億ウォンも大きく下回った。

売上高は６％減の６兆５０００億ウォン。中国のロックダウン（都市封鎖）によるサプライチェーンの問題もパネルの生産と出荷に影響した。トレンドフォース傘下のウィッツビューによると、第１・四半期のテレビ用５５インチ液晶ディスプレー（ＬＣＤ）の価格は前期比１６％下落して２０年第２・四半期以来の低水準だった。またノートブックパソコンやモニター向けのＬＣＤパネル価格も７─１１％下落した。中国のロックダウンにより需要が落ち込み、パネル価格は第２・四半期にさらに下落するとみている。

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