韓国10大企業の財務指標が、金融危機当時の水準に悪化
7-9月期基準でサムスン電子の在庫資産は57兆3198億ウォンとなり昨年末の41兆3844億ウォンより15兆9354億ウォン増えた。特に半導体部門の在庫は26兆3652億ウォンで昨年末の16兆4551億ウォンから60%増加した。売上額を在庫資産で割った在庫資産回転率が高いほど企業の経営活動性が高いとされるが、サムスン電子の7-9月期の在庫資産回転率は8.1回で世界金融危機当時の14.3回より低い。
テレビ市場の不況などで業績悪化に陥っているLGディスプレーは7-9月期に181%の負債比率を記録した。業況不振で設備投資を増やしただけに収益性を改善できないためだ。液晶パネル(LCD)分野で中国の追撃もますます強まっている。LGエレクトロニクスの負債比率も193.8%で200%に迫る。これら企業の金融危機当時の負債比率は現在の水準を大きく下回る70.5%と106.1%だった。
内外の悪材料と経営環境の不確実性により企業が悪化の一途をたどっている。中央日報が全国経済人連合会に依頼して金融危機が発生した2008年から今年まで売上額10大企業の毎年7-9月期の主要指標を分析した結果、金融危機に近い低迷が懸念される水準であることがわかった。今年の10大企業はサムスン電子、ヒョンデ(現代自動車)、SKハイニックス、起亜、ポスコインターナショナル、LGディスプレー、LGエレクトロニクス、現代モービス、エスオイル、サムスン物産を対象にした。
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企業の財務安定性は金融危機後に改善傾向を見せ、2020年のコロナ禍後急激に悪化したと調査された。企業の経営活動性もやはり金融危機当時の水準を下回ると分析された。安定性を計る代表指標としては短期債務に充当できる資産がどれだけあるかを示す流動比率を挙げられる。比率が高いほど企業の短期支払い能力が高いという意味だ。
この比率を見ると、2011年に最低点である119.8%を記録してから2019年には188.3%まで上がったが、コロナ禍で3年連続下落し今年7-9月期127.5%まで落ちた。これは金融危機当時の125.5%と同水準だ。
https://japanese.joins.com/JArticle/298453?servcode=300§code=300

全経連は、追加利上げで市中流動性縮小が予想されるところに1%台の経済成長率を記録すれば企業の収益性が悪化し財務安定性指標が現在よりさらに悪化する可能性が大きいとしている。経営活動性は総資産回転率、売上債権回転率、在庫資産回転率で分析し、10大企業の活動性は金融危機以降に鈍化する傾向で、コロナ禍後に小幅に改善されたが最近は売上額より売上債権と在庫資産が大きく膨らみ悪化したという。
中央日報は、企業の資産効率性を示す総資産回転率は2008年の0.98回から下がり続け2020年には0.54回と最低点を記録し、その後0.66まで反騰したが金融危機当時よりは低い。売上債権をどれだけ速く現金化できるのかを示す売上債権回転率もやはり下落傾向で、今年7-9月期には金融危機当時の10.8回から半分水準である5.6回を記録したと報じている。
テレビ市場の不況などで業績悪化に陥っているLGディスプレーは7-9月期に181%の負債比率を記録した。業況不振で設備投資を増やしただけに収益性を改善できないためだ。液晶パネル(LCD)分野で中国の追撃もますます強まっている。LGエレクトロニクスの負債比率も193.8%で200%に迫る。これら企業の金融危機当時の負債比率は現在の水準を大きく下回る70.5%と106.1%だった。
内外の悪材料と経営環境の不確実性により企業が悪化の一途をたどっている。中央日報が全国経済人連合会に依頼して金融危機が発生した2008年から今年まで売上額10大企業の毎年7-9月期の主要指標を分析した結果、金融危機に近い低迷が懸念される水準であることがわかった。今年の10大企業はサムスン電子、ヒョンデ(現代自動車)、SKハイニックス、起亜、ポスコインターナショナル、LGディスプレー、LGエレクトロニクス、現代モービス、エスオイル、サムスン物産を対象にした。
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企業の財務安定性は金融危機後に改善傾向を見せ、2020年のコロナ禍後急激に悪化したと調査された。企業の経営活動性もやはり金融危機当時の水準を下回ると分析された。安定性を計る代表指標としては短期債務に充当できる資産がどれだけあるかを示す流動比率を挙げられる。比率が高いほど企業の短期支払い能力が高いという意味だ。
この比率を見ると、2011年に最低点である119.8%を記録してから2019年には188.3%まで上がったが、コロナ禍で3年連続下落し今年7-9月期127.5%まで落ちた。これは金融危機当時の125.5%と同水準だ。
https://japanese.joins.com/JArticle/298453?servcode=300§code=300

全経連は、追加利上げで市中流動性縮小が予想されるところに1%台の経済成長率を記録すれば企業の収益性が悪化し財務安定性指標が現在よりさらに悪化する可能性が大きいとしている。経営活動性は総資産回転率、売上債権回転率、在庫資産回転率で分析し、10大企業の活動性は金融危機以降に鈍化する傾向で、コロナ禍後に小幅に改善されたが最近は売上額より売上債権と在庫資産が大きく膨らみ悪化したという。
中央日報は、企業の資産効率性を示す総資産回転率は2008年の0.98回から下がり続け2020年には0.54回と最低点を記録し、その後0.66まで反騰したが金融危機当時よりは低い。売上債権をどれだけ速く現金化できるのかを示す売上債権回転率もやはり下落傾向で、今年7-9月期には金融危機当時の10.8回から半分水準である5.6回を記録したと報じている。
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