韓国経済News

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
   
韓国経済 韓国社会 韓国政治韓国芸能 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済News TOP  >  韓国経済 >  半導体補助金申請に営業機密も要求?…米国に対し韓国業界は「やり過ぎ」

半導体補助金申請に営業機密も要求?…米国に対し韓国業界は「やり過ぎ」

商務省は先月28日、390億ドルにのぼる半導体投資補助金と関連した投資意向書の受付を開始し、1億5千万ドル以上の補助金を受領した企業の場合、利益が予想値を超過すれば補助金の75%以内で返還しなければならないという方針を公開した。

補助金返還のために企業が提出した利益見通しと実際の支出・実績などを比較・検証するものとみられる。それでも半導体企業が最高機密に挙げる収率まで公開を要求する理由は明らかではない。商務省はこれと共に、労働力開発に関して「適切な投資、雇用、訓練、雇用維持、新技術教育、人材多様性」のための戦略を提出するよう求め、97ページに及ぶ別途指針を出した。この指針によれば、「貧困層の就職と職業訓練プログラムをはじめ、労働力を訓練するためにより高い水準の教育をするよう地域教育・訓練機関と約定を結ばなければならない」という条件も掲げた。

結局、サムスン電子やSKハイニックスなどが補助金を受けるためには、収率などの営業機密を米国に詳しく提供し、生産人材教育にまで幅広く責任を負わなければならなくなる。

スポンサードリンク


商務省は、21日に公開した「ガードレール」(投資制限装置)では補助金を受ける企業が中国国内での生産拡大幅を10年間で5%を超えてはならないとした。結局、補助金を受けようとする韓国企業は予想外のとんでもない足かせを受け入れざるを得なくなった。米国に先端半導体生産施設を建設し補助金を受けようとする企業は31日から、その他の半導体生産施設と後工程施設を建設しようとする企業は6月26日から申請書を出すことができる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7680ab80e938ded5f918745d822fbaf7addc93d1

2023-03-30-k002.jpg

アメリカ政府は、半導体のアメリカ国内での生産・研究開発の促進を促すための、いわゆる「チップス法」を通して補助金を申請する企業に対し、原料や素材の情報だけでなく、生産の歩留まりも含め、半導体の生産に関するほぼ全ての情報の報告を要求し、業界は企業秘密の侵害につながるとして批判している。

アメリカ商務省は、半導体生産施設に対する補助金の申請手続きで、キャッシュフローなど、事業の健全性の評価のためとして提出を求める指標を提示した。半導体工場のウエハーの種類別生産能力、稼働率、ウエハーの予想歩留まり、生産初年度の販売価格、その後の年度別生産量と販売価格の増減などを入力するとした。また、半導体を生産するうえで使用する材料や消耗品、化学品などの入力項目ある。


関連記事

[ 2023年03月30日 08:00 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp