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パンテックとLGにサムスンまで…「高級型のような普及型」スマホがあふれる

「スカイIM-100」(パンテック)、「ギャラクシーワイド」(サムスン電子)、「X5」「Xパワー」「Xカム」(LG電子)…。この1週間に発売された中低価格スマートフォンだ。夏の消費閑散期を迎えた携帯電話流通市場に出庫価格20万~40万ウォン台の普及型スマートフォンがあふれている。

通常6~7月は移動通信業界の閑散期に当たる。年初に出されたプレミアムスマートフォンの効果が落ち、下半期に発売する大画面スマートフォンを準備する時期だ。毎年携帯電話メーカー2月にスペインのバルセロナで開かれる世界最大の移動通信見本市「モバイル ワールドコングレス」(MWC)と、9月にドイツのベルリンで開かれる「世界家電見本市」(IFA)に合わせ最高級戦略スマートフォンを開発する。このため夏に出されるスマートフォンは既存製品から一部機能を省いて価格を下げた似たような製品が大部分だった。

だが最近発売された中低価格スマートフォンはプレミアム級の機能をひとつ以上備え、個性も強くなったのが特徴だ。全般的な性能の上方平準化の中で消費者の選択の幅が大幅に広がった。2月と9月に最高級スマートフォンで上半期と下半期の市場を狙った携帯電話メーカーが、競争力のある中低価格スマートフォンで隙間市場を攻略するという戦略を立てたのだ。

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代表的な製品がパンテックの「スカイIM-100」だ。先月30日にSKテレコムとKTを通じ発売された「IM-100」は週末の2~3日に1日当たり4000台余りが売れたという。この製品は発売前の1週間にわたり行われた予約販売でも7000台が売れ人気を独占した。パンテックは週末にSKテレコムへ2万台余り、KTへ1万台余りを供給し、追加注文に備えて金浦(キンポ)生産工場をフル稼働している。パンテック関係者は「初期販売実績が鼓舞的だ。今年目標に立てた30万台の販売を十分に達成できると期待している」と話した。

LG電子は先月24日から中低価格製品「Xシリーズ」を毎週出し物量攻勢に出た。消費者が製品の特徴を直感的にわかるようアルファベットの「X」の後に主要機能を表現する単語を付け名前を付けた。薄くて軽い「Xスキン」、1300万画素カメラと500万画素広角カメラを並べて装着した「Xカム」、5.5インチ大画面を備えた「X5」などだ。プレミアムスマートフォンに搭載されるほどの最新機能を各製品に1~2個ずつ採用し、価格を中低価格に大きく引き下げたのが特徴だ。「X5」「Xパワー」「Xスキン」は各携帯電話会社の専用モデルとして、「Xカム」「Xスクリーン」は共同モデルとして発売するなど流通方式も多角化した。
中央日報
http://japanese.joins.com/article/926/217926.html?servcode=300§code=330

【管理人コメント】
スマホも全盛期が過ぎて、低価格スマホが世界中にいきわたり、サムスンなどは投げ売り状態である。
当然利益は無くなり、シェアを確保するのに必死なのがサムスンだろう。しかし数で押さえても利益が出ないのでは困りごとだ。

中国企業とて莫大な数量は作れない。アップルをはじめとして、鴻海の中国工場でほとんどのスマホを組み立てているが、生産には限度がある。サムスンはベトナムへスマホの拠点を移動しているが、販売新興国に中国スマホが参入し、利益が出ないのは同じだろう。

一方インドネシアなどでは、iPhoneをよく見かける。中国富裕層以上だろうと思うが、成長する新興国では高級品が好まれるようだが…。




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[ 2016年07月06日 11:16 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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