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韓国大統領の帰国直後に中国軍機が防空識別圏に侵入

2017年12月18日、米華字メディア・多維新聞は、「韓国大統領の訪問直後に中国が手のひら返しか?」と題する記事を掲載した。記事が取り上げたのは中国軍機が韓国の防空識別圏(KADIZ)に侵入した問題だ。

韓国メディアによると、中国の爆撃機と戦闘機、偵察機の計5機が同日、KADIZに侵入し、韓国軍は戦闘機を緊急発進させた。中国軍機は今年1月にもKADIZに飛来しており、今回が今年2回目になるという。

多維新聞によると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは「18日の識別圏侵犯は韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の訪中から数日後のことだった」と指摘しており、中国企業のアナリストからは「文大統領の訪中は中韓関係のさらなる悪化を防ぐことには成功したが、その他の面での成果はほとんどなかった」との声が出たと伝えた。

しかし、中国問題に詳しい韓国の専門家は「18日の問題と中韓首脳会談を関連付けるべきではない」とし、「中韓関係者は会談を極力控えめにすることで一致していた。KADIZ侵犯も極めて異常というものではない」と語ったという。
http://www.recordchina.co.jp/

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朝鮮日報は、H6爆撃機やSu30戦闘機など中国軍機5機が18日午前、事前通報なく韓国の防空識別圏(KADIZ)と日本の防空識別圏(JADIZ)に無断侵入したと、韓国軍の合同参謀本部(合参)が明らかにしたと報じた。これに対し、F15KやKF16など韓国空軍の戦闘機およそ10機と、F15Jなど航空自衛隊の戦闘機10-20機が緊急発進した。韓中日の軍用機およそ30機が、離於島(中国名:蘇岩礁)・済州島・対馬周辺空域でおよそ3時間30分にわたり入り乱れる状況が続いた。外交・軍事の専門家らは「韓国の文在寅大統領が中国を国賓訪問した直後に、中国が軍事的脅しと解釈できる行動をあえて行った背景は理解し難い」と語った。

韓国軍は18日午前10時2分、離於島の南西からKADIZに接近する不審な航空機を捕捉し、F15KおよびKF16戦闘機の編隊を緊急発進させた。合参は「韓国軍のMCRC(中央防空統制所)と中国軍済南軍区の防空センターをつないでいるホットラインを利用し、未確認の航跡が中国軍機であることを確認した」と説明した。KADIZに入った中国軍機は、H6爆撃機2機、Su30戦闘機2機、Tu154偵察機1機の合計5機だった。中でもH6は中国軍の主力爆撃機で、核武装が可能なA型から最新のK型まで、さまざまなタイプがある。

H6爆撃機2機とSu30戦闘機2機がまず午前10時10分ごろKADIZに侵入した。このうちSu30の編隊は、韓中日3カ国の防空識別圏が重なっている空域を通過し、対馬海峡東水道まで進出してから機首を巡らせ、午前11時47分ごろ中国へと戻っていった。しかしH6爆撃機の編隊は北東へと進み続けた。KADIZとJADIZの境界線に沿って独島(日本名:竹島)の北東およそ150キロの地点まで飛行してから機首を巡らせた。最終的にKADIZを抜けた時刻は午後1時21分ごろだった。Tu154偵察機は、Su30戦闘機の編隊がKADIZを出る直前の11時40分ごろ、KADIZに入った。H6編隊の航跡をたどって飛行し、午後1時47分ごろKADIZを抜けた。

中国軍機のKADIZ侵入は、昨年だけで59回に達するほど頻繁に起こっているが、戦略爆撃機を含め5機、10機とまとまって飛来するのはまれだ。軍事専門家らは「明らかな軍事的意図があるとみるべき」と語った。


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[ 2017年12月19日 11:26 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(0)
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