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爆発的人気の中国「光棍節」、なすすべもない「コリアセール」

中国の電子商取引最大手、アリババ(阿里巴巴)が毎年11月11日に開催している大規模セール「光棍節」は今年も過去最高の売り上げを記録したという。

セール開始からわずか96秒で約1兆6000億ウォン(約1500億円)を売り上げ、約1時間でその10倍を突破。海外ブランド2万種類を含む20万社が商品を出品し、約5億人の顧客が群がり、100万種類の新製品が投入された。2009年の初回にはわずか27社が参加しただけだった光棍節は、10年間で取引額が4000倍に膨らみ、それまで世界最大だった米国のブラックフライデー商戦を上回る規模となった。中国経済の活力を象徴的に示す現象だ。

光棍節の成功はアリババという創業20年のデジタル企業による驚くべき革新努力の結果だ。アリババだけではない。中国では華為技術(ファーウェイ)、百度(バイドゥ)、騰訊(テンセント)、小米(シャオミ)といった革新企業が続々登場し、産業の競争力を画期的に向上させ、経済に活力を吹き込んでいる。中国政府は規制を大幅に緩和し、企業にやさしい環境と制度を整え、企業の革新努力を最大化する後援者としての役割を果たしている。今年フォーチュン誌が選んだ世界500大企業には中国企業が119社も含まれ、米国企業の121社に迫った。

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韓国にも光棍節セールに似た「コリアセールフェスタ」が5年前から毎年開かれているが、そんなセールが存在することにも気づかないほど関心が薄い。政府主催でうまくいかず、今年からは民間主導となったが、公正取引委員会が百貨店による値引きに待ったをかけるなど政府の干渉は相変わらずだ。企業が仕方なく参加する官主導型の行事だ。この国は後退を繰り返している。
http://www.chosunonline.com/

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2009年に独身消費者をターゲットにしたキャンペーンとして始まった独身の日のイベントは、すべてのネチズンに向けた大規模な興行と中国の莫大な消費力を広く見せるものに進化した。そして、Alibaba の11月11日のイベントは深夜0時に始まり、同日の正午には合計売上263億8,000万米ドル(約2.9兆円)を記録した。Alibaba の EC プラットフォーム横断で、売上が100億人民元(約1,550億円)に達するのに要したのは96秒。 ピークアワーには、1秒あたり54万4,000件の注文を受け付けた。スタートしてから1時間で約1兆4000億円もの売上を記録した。

売上は公式サイトに表示されるカウンターでリアルタイムに確認可能。セール開始から9時間が経過した2019年11月11日午前10時6分(日本時間)の時点で売上は1590億元(約2兆4800億円)を突破しており、売り上げ目標である1207億元は既に達成済み。アジア太平洋ICT(情報通信技術)責任者は、「アリババは恐らく貿易戦争の影響を回避して、さらに事業を好転させることができるだろう」と指摘。「支出に関する現在のセンチメントと信頼感はなお比較的強い」と説明している。


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[ 2019年11月12日 09:45 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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