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日本企業が中国国際輸入博覧会で発見した商機

中国国際輸入博覧会(CIIE)は、ある意味中国が主催する世界中の商品が集まる「カーニバル」と言うことができる。多国籍企業にとっては、CIIEに参加することで、中国市場の注目点や中国市場の情勢を肌で感じる機会となる。(作者:陳言・メディア関係者、日本問題専門家。「瞭望東方週刊」に掲載)

日本のガラスメーカー・AGCの上田敏裕執行役員が目にした中国の大きな変化は、消費の高度化、特に、スマート化における消費の高度化だ。ガラスを例にすると、中国の消費者にとって魅力ある商品にするためには、高品質のガラスでは物足らず、「スマートガラス」を作らなければならない。

AGCが研究開発した「迎賓ガラス」は、実はハーフミラーディスプレイで、スマート画像認識装置が搭載されている。その前を人が通ると、ディスプレイに「きれいな女性」のキャラクターが表示され、出迎えてくれ、とてもユニークで斬新な体験を提供してくれる。 上田氏は、「一番よく耳にしたのが中国のホットワードである『5G』。中国で商品が売れるようにするためには、間もなく到来する5G時代に積極的に対応しなければならない」との見方を示す。

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AGCは5G電波の反射ポイントとなるガラスを研究開発した。そのガラスを、街の中のオフィスビルや列車、自動車などに取り付けると、5Gの電波を受信、増幅でき、より便利な生活を提供できるほか、基地局をめぐる問題の解決にもつながる。 日立中国有限公司の金森秀人総経理やたくさんの日本の企業家が目を付けているのは、ヘルス・介護商品、サービスの需要が非常に高まっているという中国の大きな流れだ。
https://www.recordchina.co.jp/

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「スマートガラス」は複数のガラスを積層させ、それぞれに調光・遮熱などの機能を持たせ、さらにインターネットに接続することによってスマートフォンなどの端末から用途や場面に応じてフレキシブルに性能を変えられるようにした窓ガラスをいう。スマートガラスの基礎技術はローレンス・バークレー国立研究所で生まれ、2枚のガラス板の間に酸化タングステンの層を挟み、電圧を加えることで色を変化させるテクノロジーとなる。このスマートガラスは通常のガラス窓の4倍近いコストがかかりますが、消費エネルギーを約20%削減できると言われている。

ソフトバンク・ビジョン・ファンドはなぜ大型出資に乗り出したのか。Viewのラオ・マルプリCEOはソフトバンクの孫正義氏の出資の理由に「スマートガラス」が空間を「丸ごと変えてしまう」と語っている。従来ブラインドによって遮られていた外への視界が開けるなど、「スマートガラス」の導入によってガラスの空間でありながら快適な住環境が実現できるようになる。AGCと旭硝子は、スマート調光ガラス「Halio)」のグローバル販売拡大に向け、米国・ 中国・欧州に合弁会社を2018年1月に設立している。


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[ 2019年12月07日 08:54 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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