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半導体・鉄鋼・石油化学…韓国経済“大黒柱”まで輸出連続減少

他の輸出品目にも暗雲が垂れ込め始めている。先月の主要15大輸出品目のうち、10品目の輸出が昨年同期に比べて減少した。歴代最大の赤字を記録した8月は減少品目が9品目だったが、9月にはこれよりも多かった。

鉄鋼の輸出は米国・中国・欧州連合(EU)など主要市場の需要鈍化と国内の台風浸水に伴う生産支障で21.1%減となる26億9000万ドルにとどまった。21カ月ぶりの減少だ。石油化学製品輸出も15.1%減少した40億7000万ドルにとどまった。需要は減少したが、供給過剰に輸出単価が下落した影響だ。この外に▼一般機械-1.5% ▼ディスプレイ-19.9% ▼無線通信機器-7.0% ▼コンピュータ-23.6% ▼バイオヘルス-4.5% ▼家電-8.2%--などが昨年同期比減少した。

輸出全体として見ると、これまで2桁を維持してきた増加率が6月からは一桁数にとどまるなど成長の勢いが鈍化する様相だ。ロシア・ウクライナ戦争の長期化と世界景気鈍化の余波だ。そのうえ、世界電気自動車(EV)市場拡大で二次電池輸出額が昨年より30.4%増えて歴代1位を達成し、石油製品(52.7%)と自動車(34.7%)輸出額が歴代9月1位の記録を更新したのがせめてもの救いだ。

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韓国輸出のもうひとつの悩みの種は最大市場である中国への輸出減少だ。4月連続で続いた対中貿易収支赤字は先月黒字に転じたものの、輸出減少は4カ月間続いた。先月の中国への輸出額は133億7000万ドルで、昨年同期比6.5%減少した。中国政府の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)封鎖措置の余波で消費需要が鈍化し、半導体・石油化学・鉄鋼・一般機械などの輸出が減ったためだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2fda8569a1f58ca3249e87d29d3106c6467671de

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今の赤字は高い輸入物価のためであることが大きい。海外資源開発の活性化などサプライチェーンの安定に務め、海外留保企業資産が国内に戻ってくるように誘導し、主要国との通貨スワップ拡大など為替レートの安定に向けた政策的努力が必要としている。だが日本と違って、日本政府は円安による政府資産の恩恵は大きく、実はウハウハ状態と言える。またトヨタをはじめとした輸出企業にとっても有効的となる。

日本メディアは、悪い円安と騒ぐが、日本の産業は確実に進んでいる。目先の言葉だけで報じる日本メディアはあてにならない。本来は、日本政府の保有資産の儲け分を自国民へ補てんする仕組みで対応すれば、より国内中小企業補填や国民支持を受けるだろうし、低い支持率政権下での、今後の秘密手段ともいえるのだが…。


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[ 2022年10月05日 07:57 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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