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韓国のノンバンク、不動産市場のストレスに直面

韓国中央銀行は、国内金融機関について、米国やスイスの銀行問題を巡り波及リスクには直面していないとの見方を示した。ただ一部のノンバンク金融機関は、不動産市場低迷に起因するストレス増大への対応を迫られる可能性があるという。

中銀は報告書で、国内銀行は厳格に監督されており、債券・株式へのエクスポージャーは総資産の18%と、先に破綻した米シリコンバレー銀行の57%を下回っていると指摘した。ただ一部のノンバンク金融機関は近年、不動産融資へのエクスポージャーが急増しており、不動産市場の低迷でリスクが増大しているという。

クレジットカード会社など信用供与機関では、プロジェクトファイナンス融資・支払い保証が過去5年間で433%増加。韓国でノンバンクに分類される貯蓄銀行でも250%増、保険会社も205%増となっている。

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韓国では国内外の積極的な金融引き締め政策を受けて住宅価格が9カ月連続で下落。政府は不動産市場のハードランディングを回避するため、住宅所有者の税負担軽減など、複数の対策を導入している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/441275c97cd29b8266d30961b5888a2974b9b31d

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韓国で不動産景気が停滞する中、貯蓄銀行、証券会社などノンバンクによる不動産プロジェクト融資の規模が100兆ウォンの大台を超え、金融市場のリスク要因として指摘されている。不動産プロジェクト融資はマンションや商業施設などを建設する開発事業の期待収益に基づき、無担保で事業費を貸し付けるものだ。不動産プロジェクト融資を行った金融機関は事業が頓挫した場合、多額の資金を回収できなくなり、財務健全性が急速に悪化する。

韓国銀行によると、昨年第3四半期の金融機関による不動産プロジェクト融資の貸付残高は140兆6000億ウォン(約14兆5000億円)で、銀行が30兆8000億ウォン、保険会社、証券会社、貯蓄銀行などノンバンクが109兆8000億ウォンをそれぞれ占めた。ノンバンクによる貸出残高が100兆ウォンを超えたのは初めてだ。内訳は保険会社44兆6000億ウォン、ベンチャーキャピタル27兆2000億ウォン、証券会社27兆4000億ウォン、貯蓄銀行10兆6000億ウォンとなっている。


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[ 2023年03月24日 07:47 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
放置ムード
海外で発生した銀行問題は、韓国の不動産融資問題を
見える化させるのによいタイミングだから、洗いざらい
数字がでてくる。
目下、米国金利引き上げの影響が起きる場面。韓国内は
倒れるところは倒れろ! という放置ムード醸成。
[ 2023/03/24 11:46 ] [ 編集 ]
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