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中国抜きにして世界は電気自動車の電池を作れるのか

2023年5月18日、中国メディアの環球時報は、「電気自動車用電池を作りたければ、中国との提携は不可避」とする米メディアの報道を紹介する記事を掲載した。 米紙ニューヨーク・タイムズの16日付文章を引用。数十年の経済的、地政学的優位を獲得できると言われる電気自動車用電池の製造において中国が世界各国を大きく引き離しており、電池の製造に必要ながら埋蔵量が非常に限られているコバルトやリチウムといったレアメタル・レアアースについても中国が大部分の採掘量を確保しているとした。

また、中国企業は低廉な土地とエネルギーの強みを生かして大規模かつ低コストな鉱物精錬を実現していると指摘。米国の能力は微々たるものであるほか、2016年に精錬工場の建設認可が下りたオーストラリアでも、工場の建設に加えて人材の育成、設備の調整に長い時間を必要とすることから昨年になってようやく電池用のリチウム生産が始まったばかりだと伝えた。

さらに、中国は低いコストで電池部品を生産する方法の開発にも成功し、寧徳時代やBYDといった世界最大規模の電池メーカーも誕生したと紹介し、米バイデン政権も現在米国内での電池生産を促進する戦略を打ち出しているものの、巨額な投資を必要とする一方で薄利なこの業界において中国企業が持つアドバンテージは非常に大きいとした。

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その上で、ドイツ・アーヘン工業大学の教授が、中国は労働力コストが低く、国内の設備メーカーが多いことから欧米と比較して半分程度のコストで電池工場を建設できるとの見解を示し、中国が圧倒的なアドバンテージを持つことから米国の投資家からは「米政府による電気自動車業界の激励措置は次の大統領選のためであり、選挙後にはなくなるのではないか」との懐疑的な見方も出ていると紹介した。
https://www.recordchina.co.jp/b914266-s25-c20-d0193.html

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SKオンの共同最高経営責任者(CEO)チ・ドンソプ(59)は、シンプルかつ大胆な目標を同社に課している。2030年までに生産量で世界最大のEV用電池メーカーになるというものだ。ソウル拠点のSNEリサーチの8月の報告書によると、SKオンは現在、世界5位のEV電池サプライヤーで、その生産能力は13.2 GWh。同社の電池の年間売り上げは、19年の5億3000万ドル、20年の12億ドルから21年には23億ドルに達している。

急成長中とはいえ、SKオンの目標達成までの道のりはまだ長い。現在、世界最大のEV電池メーカーは中国の寧徳時代新能源科技(CATL)で世界市場の約35%を占めている。450億ドルを超える資産を保有するビリオネアの曾毓群(ロビン・ゼン)が率いるCATLは、BMWやテスラなど大手自動車メーカーに電池を供給している。2位は韓国のLGでシェアは約14%、3位が同12%の中国のBYD、4位は同10%の日本のパナソニックだ。SKオンのシェアは6.5%ほど。21年にサムスンを抜いた。


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[ 2023年05月20日 08:14 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(2)
BEV車を急ぐと中国に牛耳られる
EV用バッテリーに必要な資源の大部分を中国に握られている以上無理してBEV車を増やす事は危険。
「BEVに有らずば車に有らず、日本は世界から取り残されている」の煽りは中国の戦略どうり。
しかし見切り発車のBEV戦略は必ず破綻する、現在一番堅実な脱炭素車はPHEVである。
これを見失う事無く日本は独自路線を通すべきだ。
[ 2023/05/20 10:17 ] [ 編集 ]
歴史上、資源国家が世界を制覇したことはない。

どちらかというと蹂躙される側になる。資源では身を守れない。身を守るのは軍事力だ。しかし軍事力は文明に劣る。中東やベネズエラのような石油大国、ロシアのガスがいい例だ。彼らは資源を自分たちの意のままにしようとして失敗した。

中国の資源買い占めも頓挫すると思われる。すでに南米諸国は自国の資源を守るために外国排除の姿勢を打ち出した。資源が高騰して困るのは中国だ。金がかかるようなものは宝ではない。そんなものより13億人の胃袋を満たす食料を買う方が安上がりで不満を抑えられる。中国の王朝が飢饉の度に滅亡したのは人民を飢えさせたせい。日本の天皇はかまどの煙で仁政を施したので今なお皇室が存在している。

国土は大きくても心が小さい国…世界は中国抜きで結束するね。
[ 2023/05/20 12:15 ] [ 編集 ]
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