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現代自動車のロシア工場、戦争勃発後に稼働中止で売却も容易ではない

ロシアにある現代自動車の2つの工場の売却をめぐって、2つの異なる観測が出回っている。ロシアとウクライナの戦争の長期化により、現代自動車がロシア工場をカザフスタンの企業に売却するといううわさがその一つ。もう一つは再稼働するとの予想だ。ロシア工場の処理をめぐり、現代自動車の苦悩は深まっている。

21日までの最近の国内外の報道を総合すると、現代自動車のロシア生産法人(HMMR)の2つの工場の先行きは不透明だ。「フィナンシャルニュース」はこの日、現代自動車は2010年に建てられた現代自動車のサンクトペテルブルク工場と、2020年に買収した近隣のゼネラルモーターズ(GM)の工場の2工場を売却しようとしたが、ロシア政府によって断られたと報じた。一方、別のメディアは今月2日、ロシアメディアを引用し、今月に入って現代自動車のロシア生産法人が年内のサンクトペテルブルク工場の再稼働を模索しはじめていると報道した。

現代自動車はサンクトペテルブルク工場で年間20万台を生産してきた。さらに近隣のGMの工場を買収し、生産台数を30万台まで増やした。2500人あまりの社員が現地モデルの「ソラリス」、グローバル小型SUV「クレタ」、起亜ブランドの「リオ」などを生産していたが、戦争が勃発し、有給休職、人員削減、運営中断に至っていた。

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これについては今年初めから、現代自動車が両工場についてカザフスタンの企業と売却に向けて調整しているとする国内外の報道が相次いでいた。そうした中、ロシア財務省は3月末、外国企業の資産売却に関する条項を改正、発表し、「非友好国」の投資家が事業体を売却する際には最大で市場価値の10%を税として納めることを義務付け、雰囲気が一変した。
http://japan.hani.co.kr/arti/economy/46803.html

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韓国自動車大手の現代自動車がロシアからの撤退を計画しており、生産工場をカザフスタン企業に売却する方向で協議を進めている。MBCは工場売却に向けた交渉が最終段階にあるとし、現代はロシア政府からの最終承認を待っている状態にある。現代は昨年、ロシアでの事業を停止した。3月にはロシア事業について「さまざまな選択肢」を検討していると述べていた。

現代と傘下の起亜は、ロシアで合わせて年間約20万台を生産しており、販売台数で世界上位10社の一角を占める。ウクライナ戦争前、仏ルノーとともに現代と起亜はロシアで最も売れている3ブランドだった。現代は「売却協議を進めていることは事実だが、何も決まっていない」としている。


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[ 2023年05月22日 08:02 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
SKハイニックスの中国工場にしても、リスキーな場所での投資は容易で利益も大きい。こういう羽目になることを除けば。
というかこういう所にしか手を出せないのが韓国の実力
[ 2023/05/22 20:58 ] [ 編集 ]
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