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サムスンに続きSKハイニックスも業績低迷…半導体競争に不安が広がる韓国経済

2月1日、韓国の半導体メモリ大手、SKハイニックスが2022年10~12月期の決算を発表した。DRAMなどの価格下落によって、営業損益は赤字に陥った。1月末に決算を発表したサムスン電子も、半導体メモリ市況の悪化などによって業績が急降下。アジア通貨危機以降、半導体メモリ輸出などによって成長を実現した韓国経済の先行き不安は高まりつつある。

対照的に、米国ではアナログ半導体の世界トップ企業であるテキサス・インスツルメンツの業績が底堅く推移している。テキサス・インスツルメンツは車載用半導体の需要増に対応するため、市況悪化リスクを警戒しつつも基本的には設備投資を積み増している。

一方、半導体メモリ分野に集中してきたSKハイニックスは、設備投資の積み増しが一段と難しくなっている。加えて、近年の積極的なM&Aが、SKハイニックスの事業運営を阻害する要因になりかねない。半導体など先端分野での米中対立の先鋭化もリスク要因だ。SKハイニックスの業績懸念は高まり、韓国経済への負の影響も増えるだろう。
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SKハイニックスの急速な業績悪化の要因の一つとして、製品価格の下落影響は大きいと報じている。22年10~12月期、DRAMとNAND型フラッシュメモリの価格は約3割下落した。世界全体でITデバイスの出荷台数が減少し、顧客企業では半導体メモリの在庫も積み上がった。今のところ市況悪化に歯止めがかかる兆しは見られないとしている。

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一方で、自動車に用いられるチップの点数は急増し、電動化や自動運転技術の実装に伴って、熱や光、音などをデジタル信号に変換するニーズが急速に高まっている。世界経済後退への懸念などによって先行きは楽観できないが、車載用や産業用分野でアナログ半導体の需要は増加しつつある。製品サイズの大きな自動車などに用いられる半導体は、必ずしも小型化や薄型化を必要としない。それは、最先端の極端紫外線(EUV)露光装置などの確保を急いできた台湾積体電路製造(TSMC)などと異なる。ア

ナログ半導体の分野では米国に加え、日欧の企業が存在感を発揮している。主要な企業として、欧州のインフィニオン、STマイクロエレクトロニクス、わが国のルネサスエレクトロニクスがある。 今回のSKハイニックスの決算は、韓国経済の先行き懸念を高める要因となるだろう。メモリなどの半導体は、韓国の輸出の約2割を占める最重要品目だ。足元、半導体を筆頭に韓国の輸出減少が鮮明となっている。1月の輸出は前年同月比で16.6%減少し、貿易赤字も拡大している。


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[ 2023年02月14日 08:07 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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