韓国経済News

韓国の秋慶鎬（チュ・ギョンホ）経済副首相兼企画財政部長官は9日、20カ国・地域（G20）財務相・中央銀行総裁会議に出席するため米国へ出発する。

秋氏はワシントンで12～13日（現地時間）に開かれるG20会議で、金融不安解消に向けた政策当局、関係機関と国家間の積極的な連携の必要性などを強調する。　12日の世界銀行開発委員会の会議にも理事国資格で出席し、グローバル危機への対応や貧国撲滅、共同繁栄などに向けて世界銀行が重要な役割を果たすよう求める。

国際通貨基金（IMF）のゲオルギエバ専務理事や米州開発銀行（IDB）のゴールドファイン総裁をはじめ、ドイツのリントナー財務相ら各国の財務相、米ゴールドマン・サックスのソロモン最高経営責任者（CEO）ら世界金融大手のトップとも会談する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1d4f3ae56c368d5b5697f2a163339f53fdcb6f0

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20カ国・地域（G20）は米ワシントンで12、13両日（現地時間）、財務相・中央銀行総裁会議を開く。会議では、長引くインフレが世界経済に与える影響などを議論。米中堅銀行の破綻をきっかけにくすぶる金融不安についても意見を交わす。　日本からは鈴木俊一財務相や、9日に就任する日銀の植田和男新総裁が出席する見込み。植田総裁が出席すれば、国際会議への「デビュー戦」となる。



ロシアのウクライナ侵攻を発端にエネルギーや食料の価格が高騰し、各国経済に打撃を与えている。一方、米欧の中央銀行はインフレ抑制へ金融引き締めを続けてきたが、急速な利上げにより世界経済の一段の減速や新興国の債務負担増加といったリスクも高まっている。また、3月には米シリコンバレー銀行などの破綻やスイス金融大手クレディ・スイスの経営危機と、金融市場を動揺させる事態が相次いだ。足元で大きな混乱は起きていないが、会議では金融規制や監督の在り方なども議論される可能性がある。

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