韓国経済News

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
   
韓国経済 韓国社会 韓国政治韓国芸能 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済News TOP  >  国際 >  米債務上限、妥協できず デフォルトの危機迫る

米債務上限、妥協できず デフォルトの危機迫る

バイデン米大統領は16日、連邦政府の借入限度額「債務上限」の引き上げを巡り、ホワイトハウスで上下両院の与野党幹部と協議した。

約1時間の話し合いはまとまらず、米史上初の債務不履行(デフォルト)の回避に向けて妥協点を見いだせなかった。

政府・与党民主党は無条件の上限引き上げを求めるが、下院で過半数の野党共和党は大幅な歳出削減を条件としている。議会の承認がなければ、米政府の資金繰りは6月1日にも行き詰まるとされる。 
https://news.yahoo.co.jp/articles/b26926e3b164c37a84f26bf4a1deb13b9b31f31e

スポンサードリンク


米国では財務規律を守るため、国が国債を発行して借金できる債務の上限を定めている。 その米国の債務が2023年1月、現在設定している上限の31兆ドル(約4030兆円)に達した。 上限を引き上げるためには議会の上下両院の承認が必要となるが、中間選挙を経て、現在の米国はねじれ議会になっている。

2023-05-17-k003.jpg

債務不履行が起こると、債権者は債務者に対し、約束通りの債務の履行や契約解除、損害賠償を請求することができるが、請求できる内容は、ケースによって異なる。 履行遅滞の場合であれば、遅れているだけなので債務の強制履行をさせることができるし、不完全履行の場合でも、完全な履行を請求することができる。 デフォルトに陥ったかどうかは一般的に格付け会社が認定する。 格付け会社とは、金融商品や企業・政府について、専門的な分析を通じて信用状態を評価する機関。

米国政府債務が31兆4,000億ドルの法定上限に達し、議会で上限の引き上げや適用停止を決めなければ、政府がデフォルト(債務不履行)に陥る「Xデー」が近づいてきた。物価高騰、景気減速リスク、さらに銀行不安に直面している米国金融市場に、さらなる不安定要素が重なってきた。返済能力には問題がないテクニカル・デフォルトであるとはいえ、仮に米国政府がひとたびデフォルトに陥れば、世界の金融市場を大きく揺るがす事態となることは必至だ。


関連記事

[ 2023年05月17日 08:35 ] カテゴリ:国際 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp