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TSMC、時価総額5000億ドルに近づく-メモリー底入れ観測強まる

台湾積体電路製造(TSMC)は、時価総額5000億ドル(約69兆8000億円)に再び達する見通しだ。投資家の間で半導体メモリー市場の底入れ観測が強まっているほか、人工知能(AI)分野での盛り上がりもテクノロジー株の上昇を後押ししている。

TSMCの時価総額は13日に一時5000億ドル台に達した後、その水準まであと10億ドル以内で推移。TSMC株が年初来で約32%上昇していることを受け、同社は時価総額で世界トップ10入りしている。5月後半には米ビザを追い抜いていた。

モルガン・スタンレーは今週に入り、同社の目標株価を引き上げていた。エネルギー効率が優れた低コストのAIカスタム半導体設計の需要拡大を理由に挙げた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e101fed60ebfd7eb63c511d1a0c5c9240ee79aa

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台湾の台湾積体電路製造(TSMC)は、今、最も地政学的に重要な企業である。これまで世間には同社の名前はあまり知られていなかったが、米中の対立が深刻化するにつれて存在感が高まり、国際政治のカギを握るプレーヤーとして表舞台に躍り出た。 2021年8月にTSMCが製品値上げに踏み切ると、世界が震撼(しんかん)した。高度なチップの製造技術と供給力を独占する同社には半導体チップの価格決定力があるからだ。2021年6月時点で時価総額は約15兆6,000億台湾ドル(約63兆5,000億円)。世界で10番目に価値のある企業として市場に評価されている。

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日本で圧倒的な首位であるトヨタ自動車のほぼ2倍だ。他社から受託して半導体を生産するファウンドリーの市場で60%のシェアを占め、2位のサムスン電子(13%)を大きく引き離している。台湾には、この他にも聯華電子(UMC)、力晶科技(パワーチップ)、世界先進積体電路(バンガード・インターナショナル・セミコンダクター)など有力なファウンドリーがあるが、TSMCの規模が突出して大きい。世界のライバルはTSMCの技術力に太刀打ちできない。ファウンドリーというと、大手メーカーの序列の下位にあると思う向きがあるかもしれないが、その認識は誤りだ。

難度が高いチップになると、メーカーはTSMCに頼まないと作ることができない。TSMCの顧客は自社の工場を持たない世界のファブレス企業だが、顧客であるファブレス企業よりTSMCの立場の方が強い。


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[ 2023年06月15日 08:33 ] カテゴリ:台湾 | TB(0) | CM(1)
サムスンとの差は開くばかり。
まあ、永遠にトップの地位にいられる企業などある筈なし。
[ 2023/06/15 20:52 ] [ 編集 ]
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