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韓進海運の船舶がまた差し押さえ

企業再生手続(法定管理)に入った韓進(ハンジン)海運の船舶がまた差し押さえられた。現在までに計5隻が押収されている。

4日、海運業界の話を総合すれば、前日韓進海運の「韓進チャイナ号」が中国の上海港で貨物を下ろした後に足止めされた。10億ウォン(約9千万円)相当のターミナル利用料を支払えず仮差押さえされたという。この船は当初、荷物を下ろして釜山港に戻る予定だったが、現在も上海外港に足止めされている。

これで差し押さえられた韓進海運の船舶は計5隻になった。これに先立って差し押さえられた韓進ローマ号は、今年8月シンガポール港に、また韓進スカーレット号は9月カナダのプリンスルパート港で差し押さえられた。それぞれ傭船料とターミナル利用料を支払えなかったという理由だった。また、韓進シャーマン号と韓進ネーデルランド号は先月、韓国国内で仮差押さえされた。燃料費を受け取れなかったる外国企業がこの船に対して提起した任意競売申請を昌原(チャンウォン)地裁が受け入れたためだ。

一方、先月28日、現代商船とSMグループなど5社は、韓進海運のアメリカ、アジア路線資産を買収するという意向書をソウル地裁に提出し、今週に実態調査を行って7日に引き受け提案書を出す予定だ。また、韓進海運の船舶6隻は、船舶金融を提供した銀行により世界的海運会社のモスクとMSCに賃貸されると発表された。
http://japan.hani.co.kr/arti/economy/25582.html

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【管理人 補足記事&コメント】
朝鮮日報は、韓進海運のコンテナ船がさらにもう1隻仮差し押さえとなった。これで法定管理(日本の会社更正法に相当)下に入った韓進海運の仮差し押さえ船舶は5隻に増えたと報じた。 海洋水産部(省に相当)によると、3日に中国・上海港で韓進海運所有の船舶「韓進チャイナ号」が約10億ウォン(約9000万円)の現地ターミナル利用料延滞により上海港湾当局に仮差し押さえされたとのことだ。

この船は当初、コンテナ荷役を終えて釜山港に戻る予定だったが、仮差し押さえのため荷役後、上海港外港に足止めされた。釜山港に下ろさなければならないコンテナは積載されたままだという。 中国は船舶の仮差し押さえを防ぐことができる「ステイオーダー(差し押さえ禁止命令)」が適用されない国なので、仮差し押さえを解くには裁判所に供託金を支払うなどして、中国の港湾当局と交渉しなければならないとの事。 既に仮差し押さえ状態にある韓進ローマ号(シンガポールで仮差し押さえ)、韓進スカーレット号(カナダ)、韓進シャーマン号(韓国)、韓進オランダ号(韓国)を合わせると、韓進海運の仮差し押さえ船舶は5隻に増えた事になる。

韓進ローマ号とスカーレット号は未収金を支払えば仮差し押さえを逃れることができるが、資金調達は容易でない状況だと言う。国内で仮差し押さえとなっている船舶2隻は、任意競売を執行するかどうかの二審判決が来年初めに出れば、仮差し押さえが解けるのか、それとも競売に掛けられるのかが決まる。船の管理・維持のため、これら5隻に残っている乗船員は合計95人になる。

約9千万円相当のターミナル利用料を支払えず仮差押さえされたわけで、成すすべがない~。
政治は混乱し、企業は破たん状態であるから金がない。トータルすると莫大な金になりそうだが…。。。




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[ 2016年11月05日 11:22 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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