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韓中通貨スワップ満期まであと1カ月

韓中通貨スワップが10月10日で満期終了を迎える中で、その延長について関心が集まっている。

現在、韓国と中国が結んでいる通貨スワップの規模は560億ドル(約約6兆1160億円)規模で、韓国が締結した通貨スワップ全体(1220億ドル)の45%以上を占めている。しかし、最近中国がTHAAD(高高度ミサイル防衛)報復措置を強めながら韓中通貨スワップの延長が不透明になったとする見方が優勢になってきている。

韓国を訪れる中国人観光客が減少し、現代車やロッテなど韓国企業に対する中国の圧迫が続いている。また、韓国のTHAAD追加配備も行われ、中国のTHAAD報復措置は当面続く見通しだ。このような延長線上で、韓中通貨スワップ延長の不発が危ぶまれている。

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韓国政府は韓中通貨スワップ延長のために実務レベルの努力を続けている。金東ヨン(キム・ドンヨン)経済副首相兼企画財政部長官は、最近応じた聯合ニュースとのインタビューで、「韓中通貨スワップはアジア域内の金融市場の安定、人民元の国際化など両国にとって利益になる以上、満期延長のために努力していきたい」とし「満期延長に関連して実務協議を進めているところ」と明らかにした。

万一、韓中通貨スワップ延長が打ち切りになった場合、韓国のTHAAD配備に対する中国政府の初めての公式制裁でみることができる。韓国は日本と通貨スワップ締結を協議してきたが、ことし初め、釜山(プサン)日本領事館前に少女像が設置されたことを受けて、日本が一方的に協議を中断したことがある。
http://japanese.joins.com/

【管理人 補足記事&コメント】
通貨スワップ協定とは、自国が通貨危機の際に相手国の通貨を融通しあう協定で、中国と韓国は通貨スワップ協定を2008年12月から結んでいたが、韓国に米国のTHAADが設置されることの報復として、中国は通貨スワップを打ち切る可能性が高い。一方で、韓国はオーストラリアとも通貨スワップ協定を結んでおり、規模を従来の2倍に拡大して(約8500億円相当)、協定を延長することに成功している。ただ、オーストラリアも、経常赤字国であるから、世界危機にはもろくて、実際に過去の危機の際には、豪ドルはよく急落した。韓国としては現在、マレーシアやインドネシアなどと通貨スワップ協定を結んでおり、発展途上国との協定よりは、効果があるが、オーストラリアとの通貨スワップ協定も、ないよりは、多少マシという程度でしかない。

オーストラリアでは反日のリーダー(首相)が登場した。もともと日本とオーストラリアは経済的に親密な関係だったが、今から10年ほど前、不況にあえぐ日本を見捨て、オーストラリアは経済成長著しい中国にすり寄りった。日本ではあまり報道されないが、卑劣極まる反日報道が多発した。しかし中国経済の減速により、オーストラリア経済もダメージを受けて、一旦、4年ほど前に、まともな(親日の)首相に交代したが、残念ながら、外交問題や経済問題とは関係なく、自分の所属する政党の内部事情で失脚。その後、2年前に登場した、現在のオーストラリア首相(ターンブル氏)は、実の息子が、中国共産党幹部の娘と結婚しており、就任後、反日・反米・親中の色がにじみ出ている政策を次々に実行している。

移民を、アメリカに押し付けようとしているオーストラリアの首相は最悪で、トランプ大統領がぶちぎれた。一方、中国経済はそう単純ではない。中国もまた大量在庫から逃れられずにいるわけで、さらに不動産バブルは心もとない状態が今後続く事を考えれば、韓国は自国の外貨準備に頼るだけとなる…。




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[ 2017年09月09日 17:34 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
はえー為になりますわ
[ 2017/09/11 22:04 ] [ 編集 ]
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