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ロサンゼルスの高級店から中国人観光客の姿消える

中国のニュースサイトの環球網は2019年7月2日付で、米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)がこのほど、「ロサンゼルスの高級店から中国人観光客の姿が消えた」とする記事を掲載したと紹介した。以下はその概要。

高級時計やジュエリーなどを扱うChong Hing Jewelersの店内は「空っぽ」だ。中国語を話すスタッフは、きらびやかな陳列ケースの後ろに手持ち無沙汰な様子で立ち、来ないかもしれないツアーバスに乗った中国人観光客を待っている。 同じ光景は、そこから遠くないHouse of Italy Jewelryでも見られる。 関係者によると、中国人観光客は数年前、地元の宝飾業界の売り上げの約半数を占めていた。だが現在は5分の1ほどだという。

2017年の中国本土の高級品価格は世界平均に比べて21%も高かった。この歴史的な価格差が、数万人の中国人がパリやニューヨーク、ロサンゼルスなどの高級店を訪れブランド品を購入するのを促した。コンサルティング会社ベイン・アンド・カンパニーによると、2018年の中国人の海外での高級品支出は、世界市場の約4分の1に相当する約700億ドル(約7兆5800億円)に上っている。

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だが現在、こうした買い物客は支出先を東方に移している。中国政府は昨年、高級品輸入関税を引き下げた。これは米中貿易戦争の間接的な影響でもあるが、中国の国内消費推進計画の一環でもある。海外での購入で節約できるお金が少なくなるにつれて、中国人はますます国内で高級品を購入するようになっている。
https://www.recordchina.co.jp/

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数年前まで「爆買い」が日本中で話題となったが、最近は電気炊飯器や温水洗浄便座を大量購入する中国観光客の姿をあまり見かけなくなった。その代わりに、浅草寺や京都の街に着物姿で写真撮影を楽しみ、人気アニメや漫画に登場する街や場所を訪れ、日本文化を重視する観光客が増えた。その背景には、所得の安定と共に、中国国内で生じている、商品を所有する「モノ消費」から、サービスの購入を通じた体験型の「コト消費」へのシフトがある。

一方お隣韓国では、中国が“禁韓令”の一環で韓国への団体旅行を禁じてから2年が経過したが、一部で再開されたものの、中国人観光客は戻っておらず、不振が続いている。米国もさることながら、中国人観光客による収益は世界中で影響を及ぼしている。ただ日本は、サービスの形は変わったが、観光客数は増加中だ。


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