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サムスン、テーラー工場48億ドルの減税承認受ける

ファウンドリー(半導体委託生産)業界のライバルであるサムスン電子と台湾のTSMCが米国を舞台にした勝負を予告している。TSMCは不況にもかかわらず成長を見せている。外国企業史上最大規模の投資を約束することもした。サムスン電子も現地生産拡大を通じて追撃を強めている。

米テキサス州の現地メディアによると、テキサス州テーラー独立教育区理事会はサムスン電子が5月に申請した半導体工場9カ所の投資計画に対する税金減免恩恵申請書「チャプター313」を承認した。サムスン電子は今後1676億ドル(約23兆円)を投資してテーラー市にファウンドリー工場を建設する計画だ。テキサス州の財産税減免政策であるチャプター313は今年末に終了を控えているが、今回の承認によりサムスン電子は48億ドルの税金を節約できることになった。

サムスン電子は11月からテーラー市に作っている170億ドル規模のファウンドリー工場とは別に新規投資を増やす計画だ。7月にはテキサス州に今後20年間に総額1921億ドルを投じて11の工場を設立するという計画を提出している。今回承認を受けたのは11カ所のうち9カ所で、残り2カ所(投資規模245億ドル)の税金減免恩恵申請書はオースティン市のマナー教育区に提出して承認を待っている。サムスン電子関係者は「財産税減免政策終了を控えて計画書を提出して申請書を出したもので、具体的な投資計画はまだ確定していない」と説明した。

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今回のサムスン電子の米国投資計画が注目されるのはTSMCの躍進が尋常でないためだ。市場調査会社トレンドフォースによると、7-9月期に世界のファウンドリー市場でTSMCとサムスン電子のシェア格差は40.6ポイント差に広がった。TSMCがシェア56.1%で圧倒的な1位を維持し、サムスン電子は15.5%にとどまった。TSMCの11月の売り上げも約9兆4900億ウォンで前年同期より50.2%急増した。
https://japanese.joins.com/JArticle/298775?servcode=300§code=320

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ファウンドリ(foundry)とは半導体製造業界において素子や集積回路の製造を受託する企業・サービス。ファウンドリは半導体製造設備を所有しており、半導体メーカーやファブレス(自社の生産設備を所有しないメーカー)が開発・設計した製品のデータを基に、OEMで製造する。製造を委託するメーカーやファブレスにとっては莫大なコストを要する半導体製造設備を自社で持つ必要がないこと、ファウンドリにとっては設備の保守運営に集中できることからファウンドリを活用した半導体の製造はお互いにメリットがある製造法といえる。


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[ 2022年12月14日 08:38 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
米国流の工場誘致
工場建設を支援するが、お客の引き当て
つまり、営業はやらないから自前でやれよと。
まず生産能力というサムスンと考えが合うようだ。
[ 2022/12/14 10:54 ] [ 編集 ]
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