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中国の教授「コロナ、武漢市場近くの実験室から流出」

中国だけで1660人以上の死亡者を出した新型コロナウイルス感染症(コロナ19)が中国実験室から流出した可能性を提起した論文を中国の学者が発表していた。

16日、明報や蘋果日報など香港メディアによると、中国広東省広州の華南理工大学生物科学と工程学院の肖波涛教授は今月6日にグローバル学術サイト「ResearchGate(リサーチゲート)に論文を発表した。論文は新型コロナがコウモリから中間宿主を経て人に伝染した可能性よりも、湖北省武漢の実験室2カ所から流出した可能性を提起した。肖教授は武漢ウイルス研究所よりも武漢疾病予防管理センターが震源地である可能性が高いとみられると主張した。武漢ウイルス研究所は新型コロナが集中的に検出された華南水産市場から12キロメートル程度離れているのに対し、武漢疾病対策予防管理センターはわずか280メートルの距離にあるためだ。

肖教授は実験室からの流出とみている理由について、新型コロナの天然宿主である「キクガシラコウモリ」は武漢から900キロメートル離れた雲南省・浙江省などに棲息していて、食用としては特に使われていない点を挙げた。また、武漢市政府の報告書や武漢市民の証言を総合すると、華南水産市場でこのようなコウモリは扱われていなかったという。

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反面、武漢疾病予防管理センターは2017年と2019年、実験用に多くのコウモリを捕まえた。2017年には湖北省・浙江省などで約600匹のコウモリを捕まえたが、この中には重症急性呼吸器症候群(SARS)ウイルスを持つキクガシラコウモリも含まれていた。当時、同センターの研究員は、勤務中にコウモリに噛まれたり尿をかけられたりしたと話した。同センターはコウモリの細胞組織を分離させてDNAとRNA配列などの研究を行ったが、ここで出た汚染されたゴミがウイルスの温床になったというのが肖教授の主張だ。
https://japanese.joins.com/JArticle/262641

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前回のSARSの時は「ハクビシン」が原因であったが、なぜ、中国人は危険な病原菌を持つ野生の動物を好んで食べるのか。今回のウイルス発生源と見られる武漢の海鮮市場では、魚介類に加えて、ジャコウネコ、オオカミ、キツネ、ネズミ、ヤマアラシなど100種類の生き物売られていたという。前回のSARSによる死者は800人に達した事で、直後には野生動物の肉を食べる人の数は一時的に減少した。

だが、2年も経過すると、再びハクビシンの売り上げは元に戻ったという。中国では野生動物の販売には衛生局の許可が必要とされている。一方で、無許可で珍しい動物を飼育し、高値販売を狙う闇の業者も多い。長年にわたり、食糧不足に苦しんできた中国では、「食べられる物は何でも食べる」という習慣が今なお定着している。今では食糧問題は解決されているが、珍しい生き物を食べることは多民族で構成される中国の食文化ともいえる。この食文化を変えない限り難しい。


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[ 2020年02月17日 15:26 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(0)
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