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ポスコインター「電気自動車の中核・モーターコア事業を強化」

ポスコインターナショナルは1日、電気自動車のコア部品である「駆動モーターコア」事業を強化し、2025年までに世界シェア20%を達成すると発表した。ポスコインターナショナルは貿易、資源開発が主力だが、今後はポスコグループの鉄鋼と製造力を結合して、エコカー部品の製造・流通へと領域を拡大するという構想だ。

モーターコアは、自動車をはじめ様々な機械類に使われるモーターから電流を発生させて供給するコア部品だ。内燃機関車にも必要な部品だが、様々な電子装置が複合的に連結された電気自動車にモーターが2、3個以上搭載され、より多くの需要が予想される。ポスコインターナショナルは、子会社のポスコSPSが生産する駆動モーターコアを2009年から現代(ヒョンデ)自動車や起亜(キア)に供給し、その後、世界の主要自動車メーカーに供給している。

ポスコSPSは、モーターコアを46年間生産しており、韓国内モーターコアメーカーの中では唯一保有している金型研究所を活用して、金型設計からコア生産まで直接手がけている。現在、2025年までに受注した駆動モーターコアの規模だけでも1000万台で、金額では2兆5000億ウォンに達する。

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ポスコインターナショナルは駆動モーターコアの需要が増えることに備えて、2022年まで韓国国内に年間200万台の生産能力を備える計画だ。中国やインド、欧州などの生産拠点を活用して、2025年は年間400万台を供給する方針だ。
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株式会社三井ハイテックのモーターコア海外営業が、EVやHV、PHVなどの環境車に搭載される駆動用モーターコアで世界シェア70%を占めている。主には北米や欧州地域での活動を予定しており、日系メーカーの現調化や現地メーカーの営業担当としての活躍に期待されている。スマートフォンや家電製品、自動車部品などの金型において世界有数の精密加工技術を持つメーカーで、高い精密加工技術と高品質を軸に、日本国内のみならず海外でプレス用精密金型・工作機械・リードフレーム・モーターコア事業を展開している。

特に近年では、ハイブリッド、電気自動車の急速な普及の後押しもあり、車載用モーターコアではトップクラスのシェア(世界シェア70%/同社調べ)を誇る。1966年にはシカゴに拠点を展開するなど、早くから海外での拠点展開を行ってきた。これは当初から世界中のお客様をマーケットと捉え、必要とされるものを、必要とされるときに、必要なだけ生産・供給する体制を整えるべく、消費地立地と最適地生産のバランスを常に考えた、「消費地立地」の基本思想を基にしている。

駆動用モーターの世界市場は2016年に428万個だったが、2020年に2016年比2.3倍の970万個、2025年には同4.9倍の2080万個まで拡大するとしており、現状では2モーター方式のHV(ハイブリッド車)が市場の大部分を占めるが、EV(電気自動車)やPHEV(プラグインハイブリッド車)などの需要拡大によって、1モーター方式の普及が拡大する。そのため、駆動用モーターの市場規模は生産台数の成長率を上回らない想定だ。 駆動用モーターや電動コンプレッサー、電動ポンプといった「次世代自動車システム」が車載用モーターの市場全体に占める比率は2016年時点で1%未満にすぎない。しかし2025年には全体の2%を占めるようになる。


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[ 2021年02月02日 09:20 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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