世界初の技術が期待されていた韓国LG電子の新スマホ、発売中止の危機に
2021年2月11日、韓国・ZD Net Koreaによると、世界初の技術を搭載するスマートフォンとして期待されていた韓国LG電子の「LGローラブル」が、発売中止の危機に直面している。 「LGローラブル」プロジェクトは、9日の時点で中断が確認されており、有機発光ダイオード(OLED)パネルを供給予定の中国のディスプレーメーカーBOEも、開発を停止している状態だという。
「LGローラブル」はディスプレーを丸めて巻くことのできるスマートフォンである。巻かれた状態では6.8インチだが、広げると7.4インチにまで拡大される。ディスプレーが回転する「LGウィング」に続き、新技術を取り入れたスマートフォンのラインアップ「エクスプローラプロジェクト」の第2弾として売り出される予定だった。 LG電子は今年の1月にオンラインで開催された、世界最大の家電・IT展示会「CES 2021」において「LGローラブル」のティーザー映像を公開しており、遅くとも今年の上半期中には発売されると予想されていた。しかしCESでの公開からわずか10日でLG電子のモバイル事業全体の見直しが決まり、発売の見通しは立たなくなった。
現在LG電子はモバイル事業について、事業本部の縮小から売却・撤退まであらゆる選択肢を視野に入れて検討しているという。先月行われた2020年10-12月期の決算報告電話会議では、「社員の雇用安定を最優先に考え、財務面などを総合的に考慮した上で、最良の選択をしたい」と語っていた。
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韓国の業界関係者は、「BOEとLG電子は技術を誇示する目的で早くにティーザー映像を公開したが、完成にたどり着くのは困難のはず」「BOE側の歩留まり率やLG電子のブランドパワーの脆弱(ぜいじゃく)さもリスクではあるが、モバイル事業部自体の先行きが不透明な中で新製品のマーケティングに力を注ぐのは難しいだろう」と話している。
https://www.recordchina.co.jp/b872042-s25-c30-d0191.html
「LGローラブル」プロジェクトは、9日の時点で中断が確認されており、有機発光ダイオード(OLED)パネルを供給予定の中国のディスプレーメーカーBOEも、開発を停止している状態。「LGローラブル」はディスプレーを丸めて巻くことのできるスマートフォンである。巻かれた状態では6.8インチだが、広げると7.4インチにまで拡大される。ディスプレーが回転する「LGウィング」に続き、新技術を取り入れたスマートフォンのラインアップ「エクスプローラプロジェクト」の第2弾として売り出される予定だった。
LG電子は今年の1月にオンラインで開催された、世界最大の家電・IT展示会「CES 2021」において「LGローラブル」のティーザー映像を公開しており、遅くとも今年の上半期中には発売されると予想されていた。しかしCESでの公開からわずか10日でLG電子のモバイル事業全体の見直しが決まり、発売の見通しは立たなくなった。現在LG電子はモバイル事業について、事業本部の縮小から売却・撤退まであらゆる選択肢を視野に入れて検討している。
「LGローラブル」はディスプレーを丸めて巻くことのできるスマートフォンである。巻かれた状態では6.8インチだが、広げると7.4インチにまで拡大される。ディスプレーが回転する「LGウィング」に続き、新技術を取り入れたスマートフォンのラインアップ「エクスプローラプロジェクト」の第2弾として売り出される予定だった。 LG電子は今年の1月にオンラインで開催された、世界最大の家電・IT展示会「CES 2021」において「LGローラブル」のティーザー映像を公開しており、遅くとも今年の上半期中には発売されると予想されていた。しかしCESでの公開からわずか10日でLG電子のモバイル事業全体の見直しが決まり、発売の見通しは立たなくなった。
現在LG電子はモバイル事業について、事業本部の縮小から売却・撤退まであらゆる選択肢を視野に入れて検討しているという。先月行われた2020年10-12月期の決算報告電話会議では、「社員の雇用安定を最優先に考え、財務面などを総合的に考慮した上で、最良の選択をしたい」と語っていた。
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韓国の業界関係者は、「BOEとLG電子は技術を誇示する目的で早くにティーザー映像を公開したが、完成にたどり着くのは困難のはず」「BOE側の歩留まり率やLG電子のブランドパワーの脆弱(ぜいじゃく)さもリスクではあるが、モバイル事業部自体の先行きが不透明な中で新製品のマーケティングに力を注ぐのは難しいだろう」と話している。
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