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ポスコと豪州 の鉱山企業ロイヒルが再生可能エネルギーなどの炭素中立を推進

ポスコは2日、豪州の原料供給会社ロイヒルと炭素中立を本格的に推進すると発表した。炭素中立とは、産業活動などで排出した分だけの炭素を吸収し、結果的に炭素排出量を「0」にすることをいう。

ポスコとロイヒルは、水素還元製鉄工法を活用したHBIの生産をはじめ、水素、再生可能エネルギー事業などで協力を拡大する計画だ。HBIは、鉄鉱石から酸素を除去した加工品で、鉄鋼生産に欠かせない。現在は、高炉に鉄鉱石と石炭を入れて酸素を分離する還元過程で、一酸化炭素が発生する。ポスコは2050年まで、石炭の代わりに水素を活用した水素還元製鉄をすべての鉄鋼工程に導入する計画だ。

ロイヒルは、豪州北西部で年間6000万トンの鉄鉱石を生産する鉱山会社だ。ポスコは、ロイヒルの株式を12.5%保有しており、年間鉄鉱石1600万トンをロイヒルから確保している。
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20210803/2831857/1

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この二酸化炭素の排出量を減らすことが、今世界で至上命題となっておりますが、その中で注目されているのが、カーボンニュートラルという概念。カーボンニュートラル(炭素中立)とは、商品やサービスのライフサイクル全体で見た際に、炭素の排出量と、吸収量が一致することを意味する単語となる。要は、空気中の炭素の量が変化していないので、地球温暖化に寄与していないことになり、環境にダメージを与えていないということになる。

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世の中の流れでも、特に重要なのが、SDGsとパリ協定。SDGsでは、13番目の目標に、『気候変動に具体的な対策を』がある。要は、地球温暖化を進める二酸化炭素の排出量を減らすことを目的としており、カーボンニュートラルはその1つの手段なので、重要だと言うこと。また、パリ協定は地球温暖化に対する長期目標として、温度上昇を2℃以内に抑え、可能な限り1.5℃に抑える努力を追求することを目的としている。パリ協定においても、二酸化炭素の排出量は1つの鍵になるので、カーボンニュートラルが重要になってきている。

Googleは2007年からカーボンニュートラルを継続。 マイクロソフトは、2012年にカーボンニュートラルを達成し、2030年までにカーボンネガティブに。そして、2050年までに創業以来より累計でカーボンニュートラルになる計画を進めている。 アップルは当初の予定より20年前倒しし、事業全体を2030年までにカーボンニュートラルにすることを約束した。 Amazonは、2040年までのカーボンニュートラル達成に向けて、配送用自動車のエネルギーを100%再生可能エネルギーで賄うことを表明している。


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[ 2021年08月03日 08:47 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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