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韓国油類税の下げ幅を20%から30%に拡大、ガソリンは83ウォン安くなる

1日から油類税の引き下げ幅が、既存の20%から30%に拡大された。ガソリンは1リットル当たり83ウォンの追加値下げの効果が発生する。すべてのガソリンスタンド価格に反映されるためには、1~2週間の時差が予想され、国際原油価格が再び上昇する可能性があり、実質的な体感効果は減る可能性がある。

企画財政部によると、同日から7月末までに油類税の引き下げ幅が30%に拡大され、ガソリンは1リットル当たり83ウォン、軽油は53ウォン追加引き下げられる。これに先立って、政府は国際原油価格が高等すると、昨年11月12日から油類税を20%引き下げた。

油類税の引き下げは、先月30日に終わることになっていたが、ロシアのウクライナ侵攻事態で国際原油価格が1バレル当たり100ドルを超えると、引き下げ幅をさらに増やして、3ヵ月間追加実施することにしたのだ。もしガソリン車(燃費は1リットル当たり10キロ)を毎日40キロ運行すれば、月に1万ウォンほどの追加削減効果が生じる。

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節約ガソリンスタンドと韓国国内4大製油会社の直営店は、施行当日から追加の引き下げ分を販売価格に反映することにした。韓国石油公社の原油価格情報サービス「オピネット」によると、1日の全国ガソリンスタンドのガソリン平均価格(午後2時基準)は、1リットル当たり1956.22ウォンで、前日より18.55ウォン下落した。

ガソリン価格は7日連続で上昇中だったが、引き下げ効果が一部反映されたものと解釈される。ただ、一般ガソリンスタンドは在庫物量が残っているため、1~2週間ほど時差を置いて価格に反映されるものとみられる。
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20220502/3353044/1

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韓国政府が、油類税引き下げ幅の拡大をはじめ、「原油価格負担緩和3種セット」を出した。ロシアのウクライナ侵攻などにより国際原油価格が急騰し、3月の消費者物価上昇率が10年ぶりに4%台に急騰したことを受けた対策だ。しかし、原油価格の上昇傾向を防ぐのに力不足だとの分析が政府内部からも出ている。韓国政府は5日、洪南基(ホン·ナムギ)副首相兼企画財政相主宰で、物価関係長官会議を開き、エネルギー価格の引き上げ対応策などについて話し合ったと明らかにした。

政府は、5月から7月まで油類税の引き下げ幅を現在の20%から30%に拡大すると発表した。このため、ガソリン価格は、リッターあたり83ウオン(約8円)下落する見通しだ。企財省は、1日40キロずつ走行するガソリン車保有者(燃費1リットル当たり10キロ基準)の場合、月1万ウオン(約1000円)程度のガソリン価格をさらに節約できるとしている。物価の早急な安定のため、政府ができるすべての政策力量を総動員して最後まで対応するとしている。


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[ 2022年05月03日 08:13 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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