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韓国の半導体装備約8割は日米オランダに依存

韓国貿易協会国際貿易通商研究院の報告書によると、昨年、世界の半導体装備貿易額は過去最大の1012億ドル(約14兆9000億円)を記録した。韓国の半導体装備輸出も昨年は249億6000万ドルで過去最大を記録した。半導体産業の持続的な成長を考慮すると、今後、更に拡大すると期待される。

ただ、報告書は「問題は韓国の半導体装備の自立化率の低さだ」と指摘しているという。半導体装備の自立化率は20%台で、77.5%を米国、日本、オランダに依存しており、外交的、地政学的リスクに極めて弱い。実際に最近これら半導体装備輸出国と、最大輸入国である中国の関係が悪化したことで、半導体装備市場の地政学的リスクが現実のものとなっている。

報告書は、半導体装備市場の独寡占構造と技術障壁の高さから、国産化と輸入国多角化の早期実現は難しく、「需給安定のためにチップ4参加を考えるべきだ」と述べている。
https://www.recordchina.co.jp/b903845-s39-c100-d0195.html

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全国経済人連合会(全経連)が世界の半導体企業の経営指標を分析した結果によると、時価総額基準で上位100大企業のうち42社が中国国籍と調査された。次いで米国(28)、台湾(10)、日本(7)、オランダ(4)の順。 韓国企業は100位内にサムスン電子(3位)、SKハイニックス(14位)、SKスクエア(100位)の3社が含まれた。 米国が主導する半導体協力体「チップ4」(米国・韓国・日本・台湾)国家に属する企業は計48社だ。100大企業は、グローバル企業情報業者のS&Pキャピタルの資料に基づき、今年1~9月の平均時価総額を基準に算出した。

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中国は、時価総額上位圏に半導体ファウンドリ(委託生産)企業SMIC(28位)をはじめ、TCL(中環新能源科技 31位、素材)、ユニグループ・グオシン・マイクロエレクトロニクス(紫光国芯 32位、設計・開発)、ウィル・セミコンダクター(韋爾半導体 38位、設計)など多様な分野の半導体企業が布陣した。全経連は、中国の半導体企業が巨大な内需市場と政策的支援を土台に急速に浮上している。 製造コストで日本より優位に立った韓国だったが、今では中国に負けている。

日本企業は技術改革で、自動車半導体を含め、特許で耐え忍んでいる状態にある。今回のチップ4はに韓国が参加しなければ、技術を得る事すら出来ずに衰退する道しかない。参加しても中国からの制裁を受けるわけで、新たな地域を見つける必要がある。どちらにしても厳しい状態に変わりはないが…。


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[ 2022年11月07日 08:20 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
半導体製造装置は少数メーカの独占率が高い業界で、
露光装置、エッチング装置、成膜装置は、オランダ、米国。
日本メーカが強いのはダイシング、テスタ。
この業界は製造技術が高いのに加えて、メンテナンスが
メーカ依存だから、新規参入がむつかしい。

チップ4は米国による半導体製品市場の統制への挑戦だが、
製造装置で縛るという手もある。
米国がオランダのASMLや日本の東京エレクトロンの中国輸出に
介入して、やめろと強制している。この介入は成功するらしい。
韓国メーカの中国工場も対象になる。
[ 2022/11/07 11:50 ] [ 編集 ]
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