韓国経済News

中国物流購買連合会と国家統計局の7月31日発表のデータによりますと、中国の製造業の7月の購買担当者景気指数（PMI）は49%で、前月より1.2ポイント低下したということです。

PMIは、数値が50を上回ると、現在の景気が上向きだと考えている人が多いことを示し、50を下回る場合は、景気が落ち込んでいると考える人が多いことを示すとされています。　

専門家らは、5月と6月に2カ月連続で上昇した後での7月の下落は高い気温や大雨など短期的な季節的要因によるものだと分析しており、市場の先行きを楽観視しています。新興産業は依然として上昇の勢いを保ち、市場の需給が縮小しているにもかかわらず、雇用は比較的安定しています。

スポンサードリンク

なお、調査を受けた製造業の21の業界のうち、農副食品加工、食品、自動車、鉄道、船舶など10の業界のPMIはいずれも高いレベルで、52%以上に達したとのことです。
https://www.recordchina.co.jp/b898734-s12-c20-d0165.html



型コロナウイルスの新たな感染拡大と世界経済の見通し悪化が需要を圧迫した。６月は５０.２、ロイターがまとめたアナリスト予想では５０.４への改善が見込まれていた。国家統計局高官は、中国の経済繁栄の水準は低下しており、回復のための基盤を強化する必要があるとした。ガソリン、原料炭、鉄鋼などのエネルギー集約型産業が引き続き低迷し、７月の製造業ＰＭＩを押し下げる主な要因となったとしている。

生産、新規受注、雇用を示す指数がいずれも５０を下回った。生産を示す指数は３ポイント、新規受注は約２ポイント低下し、雇用は０．１ポイント低下した。非製造業ＰＭＩは５３．８と前月の５４．７から低下した。製造業と非製造業を合わせた総合ＰＭＩは５２.５。前月は５４.１だった。　キャピタル・エコノミクスは政策の抑制、ロックダウン（都市封鎖）への懸念、消費者心理の低迷により、中国経済の回復への道のりはより長くなる恐れがあるとの見方を示した。

---

関連記事 中国、７５００トン級駆逐艦６隻を同時建造中（08/25） 中国製の自動運転車、性能は米国製並で価格は半額でAI特許は世界一（08/14） ＴＨＡＡＤを「米国の剣」とみなす中国、台湾近くへの配備警戒し、圧力強化（08/12） ＥＶバッテリーは充電せずに交換、中国“NIO”の戦略は成功するか（08/08） 中国の自動車輸出が好調、EV車で日本と類似のチャンスつかめるか（08/07） 7月、中国製造業の購買担当者景気指数（PMI）が49%に下落 中国自動車メーカーがEVけん引、日本から「われわれは遅れた」と焦りの声（08/02） 円安で日本のぜいたく品価格が手頃に、中国の代理購入が再び注目（07/30） 中国の若者の5人に1人が失業（07/19） 中国、半導体関連企業が軒並み業績アップを予想（07/14） 電気自動車時代の本格到来、中国の電池メーカーは日韓企業との激突に勝利か（06/27）

---