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韓国のデフォルトリスク指標、07年以来の最低値に

019年12月13日、韓国KBSワールドラジオの中国語版サイトは、「米中貿易戦争が休戦に入る可能性が大きくなる中、韓国のデフォルトリスク指標が過去最低値に並んだ」と報じた。

記事は、「韓国企画財政部の発表によると、韓国の5年国債に対するクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)プレミアムが12日、25bp(1bp=0.01%ポイント)を記録し、07年10月29日(25bp)以来の最低値となった」と報じた。

記事によると、CDSは債券を発行した国・企業が債務不履行になった場合に損失を補償する派生商品。CDSプレミアムの低下は該当国・企業の債務不履行リスクが減少したことを意味する。
https://www.recordchina.co.jp/

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CDSとはCredit Default Swapの略で、社債あるいは企業の信用リスクに対し保険のような役割を果たすデリバティブ契約のことで、企業の債務不履行をヘッジするために利用される。CDSの買い手は売り手にプレミアム(保険料)を支払い、投資先企業が破綻した場合に、当該企業の社債等の元本金額(+利息)相当分を保証してもらう。

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このプレミアムの料率をCDSスプレッドといい、保証先の企業の財務内容や業績等の好悪材料により価格が上下する。信用リスクが高まれば、当然CDSスプレッドは上昇し、このスプレッドが高い企業ほど、破綻の危険性が高いと見られていることになる。一方、CDSの売り手は当該企業が破綻しなければ、プレミアム部分が利益となる。

米中貿易戦争が休戦に入る可能性が大きくなる中、韓国のデフォルトリスク指標が過去最低値に並んだというが、言い換えれば米中貿易摩擦で、韓国は命拾いしてきた感がある。これが多少解消することで米国株価は上昇し、再び好転し始める。韓国の場合は中国次第で、日中首脳会談が実施されれば様相は変わる可能性が高い。日中有利の経済は韓国経済を下押しするだろう。この場合はウォン売りが加速しウォン下落につながる。


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[ 2019年12月16日 08:30 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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